【発行号】令和7年3月15日号【掲載面】西区版【カテゴリー】お知らせ

【中央区】保護司ってどんな人?
~活動を通して見える「寄り添い」の形~

保護司は、罪を犯した人や非行に走った青少年たちが社会復帰できるよう更生を支えるボランティアで、法務大臣から委嘱を受けて活動しています。対象者への面談や訪問を繰り返し行い、生活や仕事の悩み事に寄り添いながら、立ち直りを支援します。

更生ペンギンのホゴちゃんのイラスト

犯罪や非行を防ぐとともに、立ち直りを支える社会の実現を目指して、地域の関係機関と力を合わせ、安全で安心なまちづくりに取り組んでいます。

 

中央区では64人の保護司が活動し、地域を支えています。

 

■中央保護区保護司会 楠正信会長の話

中央保護区保護司会 楠正信会長の写真
中央保護区保護司会は、犯罪や非行を防止し、立ち直りを支えるために地域で活動しています。

みずほPayPayドームでの啓発活動の写真

啓発パンフレットの配布や中学生向け行事での広報活動のほか、新任からベテランまで全ての保護司がスキルアップできるように研修会を開催しています。

 

私は保護司として22年以上活動していますが、これまで支援を続けてきた人たちが結婚して赤ちゃんを授かったと報告してくれたり、保護司会のイベントで受付や会場設営などに積極的に関わってくれるなど、成長した姿を見るととてもうれしいです。

 

長年の活動の中で、支援した人たちが前向きに歩む姿に感動し、大きな喜びを感じてきました。

 

支援対象の人に会う時は、まず最初に「困ったことはありませんか?」と尋ねます。支援する際に心掛けていることは否定しないこと。とにかく寄り添い、心を開いてもらえるよう配慮します。

保護面接の様子写真

保護司は、立ち直りを支える身近な存在です。更生を支え、犯罪や非行のない地域社会を目指す保護司の活動に、ぜひ関心を寄せてみてください。

 

【問い合わせ】

中央区企画振興課
電話 092-718-1055
FAX 092-714-2141