市では、誰もがお互いを理解し、安心して笑顔で、自分らしく遊ぶことができる、インクルーシブな子ども広場の整備を進めています。南区では、桧原運動公園(桧原五丁目)のわんぱく広場周辺がリニューアルされ、5月25日にオープンしました。
「インクルーシブ」とは、「全てを包み込む」という意味です。今回のリニューアルに向けて、令和5年10月から12月にかけて、計4回のワークショップが開催され、地域の住民や障がいを持つ子どもの保護者など延べ57人が参加しました。そのワークショップで出た意見を基に、かくれんぼができるドーム型遊具や、ミストが出る遊具、木陰がある見守りベンチや休憩場所が設置され、「こんな公園があったらいいな」を実現しました。
現地では、駐車場を中心に広場が分散していることを生かして、みんなでわいわい楽しめる「アクティブエリア」、自分のペースでのびのび過ごせる「マイペースエリア」を配置することで、さまざまな特性を持った子どもが、思い思いに自分らしく遊ぶことができる公園になっています。
また、主な遊具周辺の地面は、弾力性のあるゴムチップを使用した舗装がされており、転倒時のケガのリスクが抑えられています。
【このような遊び場があります】
・かくれんぼができる遊具
・たたくと音が出る遊具
・小さい子や体幹の弱い子でも楽しめるざる型のブランコ
・人工芝の丘や斜面
公園を利用した人は「家の近所にはこんなに広くて大きな遊具のある公園はないので子どもも楽しんでいます」「地面が柔らかいので、けがの心配が減るのはいいですね」と話しました。
【問い合わせ】
市みどり整備課
電話 092-711-4410
FAX 092-733-5590
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