病気やけが、失業、介護など、日常生活には、さまざまな困り事がつきものです。しかし、「どこに相談したらいいのか分からない」という声も少なくありません。
区は、こうした課題に対応するため、昨年8月に福祉の総合相談窓口「ぬくもりの窓口」を開設しました。
●博多区支援調整課 中野さんに話を聞きました
この窓口では、高齢者や障がい者、子育て、生活困窮など分野を限定せずに相談を受け付け、解決の糸口をいっしょに探していきます。
複雑で、自分一人では整理できない心配事はありませんか。一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。じっくり話をお聞きして、利用できるサービスなどを検討しますので、事前予約をおすすめします。
●利用した人の声
これからの生活やお金のことを考えると不安な気持ちでいっぱいでしたが、親身になって相談に乗ってもらい、心が落ち着きました。名前のとおり、ぬくもりを感じる窓口です。
●関係機関との連携もスムーズに
相談者がそれぞれの状況に合った支援を受けるためには、さまざまな関係機関との連携が不可欠です。
障がいのある人やその家族のための相談窓口「博多区第1障がい者基幹相談支援センター」もそうした関係機関の一つです。同センターの鬼塚さんは「窓口ができて、区役所との連携が以前よりスムーズになりました。相談する側にとっても、一ヵ所でまとめて相談できるので、負担が減ったのではないかと思います」と話します。
区はこれからも関係機関と協力しながら、誰でも安心して相談できる区役所を目指しています。
■福祉に関する悩みをぬくもりの窓口に相談しませんか
【日時】
平日午前8時45分から午後5時15分
【場所・問い合わせ】
区役所4階ぬくもりの窓口(博多区支援調整課)
電話 092-402-2809
FAX 092-402-2836
メール hienchosei.HAWO@city.fukuoka.lg.jp
【対象】
区内在住の人やその家族など
【料金】
無料
【申し込み】
電話、ファクスやメールにて受け付け。
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