【発行号】令和7年7月1日号【掲載面】西区版【カテゴリー】お知らせ

熱中症を予防して夏を楽しく過ごそう

 記録的な暑さとなった昨年は、市内で千人を超える熱中症患者が救急搬送されました。今年も厳しい暑さが予想されています。

▽エアコンを適切に使用し、屋内で涼しく過ごす▽涼しい環境以外では運動を中止する▽小まめに休憩を取り、水分と塩分を補給する―など、熱中症予防を積極的に行ってください。

■10月22日まで暑さ指数を毎日発信
熱中症の危険度を示す指標が「暑さ指数」です=下記参照。気温や湿度、日差しの強さなどを基に算出されます。28以上になると熱中症のリスクが高まります。炎天下での外出や激しい運動は避けましょう。
毎日の暑さ指数は市ホームページ(「福岡市 熱中症情報」で検索)でご確認ください。なお、今日と明日の3時間ごとの暑さ指数の予測値も掲載しています。

●危険な暑さの場合はLINE(ライン)等でお知らせ
暑さ指数が県内の予測地点のいずれかで33以上になると「熱中症警戒アラート」が、県内の予測地点の全てで35以上になると「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
市は31以上になると予測される場合に、LINEや市防災メールを用いて登録者に配信します。受信方法は次の2種類です。
▽LINE=市公式LINEアカウントに「友だち追加」し<1>受信情報<2>防災・気象情報<3>熱中症情報の順番に登録してください。
▽市防災メール=t-fukuoka-city@sg-p.jpに空メールを送信し、返信メールに記載されたURLにアクセスを。
熱中症は正しい知識があれば防ぐことができます。日頃から暑さ指数を参考に行動計画を立て、元気に夏を過ごしましょう。
問い合わせは(環境保全課 電話 092-733-5386 FAX 092-733-5592)へ。

暑さ指数 日常生活における注意事項
暑さ指数 日常生活における注意事項
31以上 危険 安静にしていても、高齢者は発症のリスクが高い。極力外出を避け、涼しい室内に移動する
28~31 厳重警戒 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する
25~28 警戒 運動や激しい作業をする際は、定期的に十分な休息を取る
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022年)を改編
 

外出時は「クールシェアスポット」を利用しよう

市は、外出時に公共施設や商業施設等の暑さをしのげる場所を「クールシェアスポット」として利用し、熱中症予防につなげる「クールシェアふくおか」の取り組みを進めています。
9月30日(火曜日)まで、公民館や市民センターなど市の施設、薬局をはじめ市内の約860施設でひと涼みできます。
今年から市内のセブン-イレブン(368店舗)や大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」(中央区天神一丁目)などが加わり、協力施設が大幅に増えました。

クールシェアスポットはステッカーや のぼりが目印です。用事がなくても 涼む目的で利用できます
クールシェアスポットは市ホームページ(「福岡市 熱中症情報」で検索)で紹介しています。外出時に上手に利用して熱中症予防に役立ててください。