皆さんはきちんと朝食を食べていますか。厚生労働省の令和5年国民健康・栄養調査によると、20歳から30歳代の約3人に1人が朝食を取っていないことが分かっています。
●朝食はなぜ大切?
朝食は、エネルギーや栄養素を補給するだけでなく、体温を上昇させ、脳や体を目覚めさせる効果があります。また、朝食を取らないと肥満や高血圧などのリスクを高めます。朝食を食べて1日を元気に始めましょう。
●生活習慣の見直しを
前日の夕食が遅いと、食欲が湧きません。また、夜型の生活で朝早く起きることができないと朝食を食べる時間がありません。まずは、生活習慣を見直すことから始めましょう。仕事や外出などで夕食が遅くなる時は、夕方におにぎりなどの主食を取り、帰宅後は消化の良いおかずを中心に軽めの食事をするなど工夫しましょう。
●手軽な食べ物からトライ
朝食を食べる習慣がない人や食欲が湧かない人は、乳製品や果物、野菜ジュースなど、まずは何か口に入れることから始めてみましょう。魚の缶詰や納豆など、包丁やまな板が要らない食材を活用すると、朝食を用意する時間が短縮できます。
また、夕食を作る時に、翌朝の分も多めに作って冷蔵庫で保管しておくと朝は電子レンジで温めてすぐに食べられます。
無理なくできることから始め、主食・主菜・副菜を組み合わせた栄養バランスの取れた食事へと、朝食のステップアップをしていきましょう。
●食育レシピ集を配布しています
区は、明るく元気な一家の食卓をイメージした「サザエさん通り食育レシピ集」を年代別に4種類作成しています。朝食にお薦めの簡単レシピも多数掲載しています。レシピ集は区役所等で配布するほか、区ホームページ(「サザエさん通り食育レシピ」で検索)でも紹介しています。レシピ動画も公開していますので参考にしてください。
【問い合わせ】
早良区健康課
電話 092-851-6012
FAX 092-822-5733
この記事をシェアする