梅雨の時期を迎え、大雨による災害の危険性が高まります。災害時には、スーパーやコンビニなどで食品が手に入りにくくなったり、水道やガスが使えなくなったりすることがあります。いざという時に備えて、食品を備蓄しましょう。
ローリングストックで無理なく備蓄を
ローリングストックとは、普段の食品をやや多めに買い置き、賞味期限が近いものから消費し、消費した分を買い足していく備蓄方法です。いつもの買い物を少し工夫するだけで、常に一定量の食品が備蓄されている状態が保たれ、負担なく続けられます。
また、物流機能やライフラインが停止した場合、復旧まで3日以上かかることもあり、最低でも「人数分×3日分」を備蓄することが望ましいといわれています。
備蓄食品の選び方
災害直後の食事は、ごはんやパンなどの炭水化物に偏り、たんぱく質やビタミン、食物繊維などが不足しがちです。魚や肉の缶詰のほか、にんじん、たまねぎなどの日持ちする野菜を多めに買い置きしましょう。
そのほか、常温で長期保存可能な切干大根やのりなどの乾物もお薦めです。
ローリングストックを実践する時は、災害時でも、栄養バランスの取れた食事ができるよう食品を選ぶことが大切です。日頃から防災の意識を持ち、無理なく家庭での備蓄に取り組みましょう。
【問い合わせ先】
城南区健康課
電話 092-831-4261
FAX 092-822-5844
火を使わずに簡単!
切干大根×ツナのポリ袋レシピ
●用意するもの ポリ袋
●材料 切干大根10グラム、ノンオイル(水煮)のツナ缶(70グラム)、にんじん適量。
●作り方 材料をすべてポリ袋に入れ、20分程度置く。
ツナ缶の汁で切干大根を戻すことができ、ポリ袋を使うことで、洗い物を減らし、衛生的に調理できます。カルシウムや鉄分、食物繊維などが豊富に含まれる1品です。好みに合わせて、コーン缶やひじき缶、ごま、しょうゆなどを足すと、よりおいしく食べられます。
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