自転車は身近な乗り物である一方で、接触事故が発生しやすく、死亡事故につながる危険性もあります。
◆区内の自転車事故の発生状況
令和6年は区内で52件の人身事故が発生しました。新生活に慣れてきた5月、朝夕が薄暗くなる10月から11月は事故が起きやすく、交通量の多い通勤・通学時間帯は、特に注意が必要です。
◆安全利用のポイント
自転車事故の多くは、交差点での出合い頭の事故です。安全に利用するために、次のことを守りましょう。
▽原則車道の左側を通行(交通状況などからやむを得ず歩道を通行する場合は歩行者を優先)
▽交差点では信号と一時停止標識を守って、安全確認(標識がなくても、見通しが悪い交差点に進入するときは徐行)
▽夜間はライトを点灯▽ヘルメットを着用▽飲酒運転、携帯電話やイヤホンを使用しながらの運転、傘差し運転はしない
◆危険な運転への罰則が強化されています
昨年11月に道路交通法が改正され、自転車の危険な運転に関する罰則が強化されました。
酒気帯び運転や、スマートフォンを持った、ながら運転には、新たに罰則が科せられます。酒気帯び運転になると知りながら、酒を提供した人や自転車を貸した人も罰則の対象です。
【問い合わせ】
城南警察署
電話・FAX 092-801-0110
<ヘルメットは正しく着用しましょう>
自転車死亡事故の約半数は頭部に致命傷を負っています。頭のサイズに合ったものを選び、正しく着用を。