【発行号】令和7年3月15日号【掲載面】中央区版【カテゴリー】催し

【中央区】3月30日(日曜日)開催 福岡城・鴻臚館まつり

 大濠公園、舞鶴公園、西公園の一帯は、飛鳥・奈良・平安時代に大陸との交流拠点として鴻臚館(こうろかん)が置かれ、福岡藩の時代には福岡城が築城されるなど、歴史上重要な役割を担っていた場所です。


 3月30日(日曜日)に、舞鶴公園内の鴻臚館広場で「福岡城・鴻臚館まつり」を行います。この地域で受け継がれてきた歴史や文化を伝える行事で、今年で46回目を迎えます。
 ※雨天中止。

 桜のイラスト
■まつり実行委員会の末永征廣(まさひろ)委員長の話

 まつり実行委員会の末永征廣(まさひろ)委員長の写真
 昭和44(1969)年に西公園で万葉歌碑の除幕式が行われた時に「荒津まつり」が催され、現在の「福岡城・鴻臚館まつり」に発展しました。
 地域の人たちが、祭りへの参加を通して、故郷の良さに共感し、歴史や文化を次の世代に伝えるきっかけとなるよう、これからも受け継いでいきたいです。ぜひお越しください。


 ●二十五騎武者行列
【日時】午前11時から正午 

【場所】光雲(てるも)神社からおまつり舞台

 前回の二十五騎武者行列の写真
 黒田官兵衛、長政親子に仕え、功績を残した重臣たちを「黒田二十四騎」と呼びます。長政公に扮(ふん)した騎手と、兜(かぶと)や鎧(よろい)を身に着けた地域の皆さんによる二十五騎を中心に、少年武者や稚児などを加えた行列が、黒田家ゆかりの西公園光雲神社から鴻臚館広場のおまつり舞台まで、約2キロを練り歩きます。


 ●荒津の舞
【日時】午後1時15分から2時5分 

【場所】鴻臚館広場のおまつり舞台

 当時を再現した衣装で踊る荒津の舞の写真
 荒津の舞は、遣唐使の送別と無事の帰還を祈る舞です。鴻臚館で行われていた宴で披露された舞の様子を筑前琵琶の演奏や日本舞踊で再現しています。


 このほか、おまつり舞台では、まとい太鼓やダンスが披露されます。(午前10時30分から午後3時30分)
 詳しくは、区ホームページ(「福岡城・鴻臚館まつり」で検索)でご確認ください。

 武者行列ルートマップ
 【問い合わせ】

 中央区企画振興課
 電話 092-718-1015
 FAX 092-714-2141