市は、3月13日(木曜日)から31日(月曜日)に「花の祭典」として、さまざまなイベントを開催します。花いっぱいのまちにぜひお出かけください。
フクオカフラワーショー プレイベント
市は、「花と緑あふれるまち・福岡」を目指してさまざまな取り組みを進めています。その一環として、イギリスで毎年行われる世界最高峰の国際フラワーショー「チェルシーフラワーショー」を参考に、花をテーマにした国際イベント「フクオカフラワーショー」の2026年春の開催を目指しています。
開催1年前となる今春、プレイベントを市植物園(中央区小笹五丁目)で3月23日(日曜日)から27日(木曜日)午前10時から午後9時(最終日は午後5時まで)に行います。
【一般エリア】
動植物園の入園料(※)のみで入場できる「一般エリア」では、国内外で活躍する福岡市出身のアーティスト・鹿児島睦(まこと)氏による、初の巨大インスタレーション(空間全体を使った現代美術)作品を展示します。飲食や物販、ライトアップなどのイベントもお楽しみください。 ※入園料=大人600円、高校生300円、中学生以下無料。
【特別エリア】
有料の「特別エリア」では、5日間毎日違うテーマが設けられ、アートや音楽、ファミリー向けなどさまざまなイベントが行われます。 ※花やガーデンの状態によって、日ごとに入場料金が異なります。
また、福岡を代表するレストランやカフェが出店するほか、福岡の生活雑貨店によるオリジナルグッズの販売もあります。
●ガーデンコンテスト
事前審査で選ばれた3人が、国内外の著名なガーデナー=下記参照=のサポートを受けながら、10メートル×6メートルのガーデンをそれぞれ制作します。ガーデンは三つ同時に公開され、中に入ることができるほか、夜にはライトアップも楽しめます。
《コンテストをサポートするガーデナー》
吉谷桂子氏
天野麻里絵氏
リオン・クルーガ氏
●シンボルガーデン
植物園の大花壇エリアに、直径12メートルの円形型ガーデンが完成しました。植栽デザインは季節ごとに変わります。
プレイベント期間中は、共にチェルシーフラワーショーで受賞経験のある、トム・バニスター氏と一人一花アンバサダー・石原和幸氏が、地元のガーデナーらと一緒に、季節の花を使用して特別な装飾を行います。
●ベランダガーデン
マンションなどに住む人も花やガーデニングを身近に感じられるよう、共同住宅のベランダで楽しめる、さまざまなモデルガーデンを提案します。NHK「趣味の園芸」に講師として出演する天野麻里絵氏らが、ルールや注意点も指南します。
このほか、市内の施設やオープンスペースにも花装飾が施されます。プレイベントの内容や、特別エリア入場チケットの購入方法など詳細は、フクオカフラワーショープレイベントホームページ(「フクオカフラワーショープレイベント」で検索)をご覧ください。
■問い合わせ先/フクオカフラワーショープレイベント事務局
電話 092-712-6331
メール ffs-pre2025@convention.co.jp
アガパンサス・ブラックジャック 日本初公開
2023年にチェルシーフラワーショーの品種コンテストで最優秀賞を受賞した「アガパンサス・ブラックジャック」が、日本で初公開されます。
この花は、プレイベントのキービジュアルのモチーフにもなっています。
一人一花スプリングフェス
市は、3月22日(土曜日)からの9日間、街中が季節の花であふれる「一人一花スプリングフェス」を開催します。
●メイン会場・天神中央公園貴賓館前広場のイベント
【日時】 3月22日(土曜日)から30日(日曜日)午前10時から午後5時(最終日は4時まで)
【料金】 入場無料
市民や企業、学生が制作した花壇や花装飾を、天神中央公園貴賓館前広場(中央区西中洲)に展示します。花壇コンテストも開催しますので、お気に入りの花壇を見つけて、ぜひ投票してください。
期間中の土・日曜日には、クレープや焼き芋スイーツなどのキッチンカーも登場。テーブルやいすなどが配置され、くつろげる空間で飲食も楽しめます。
そのほか、花苗・ハーブ苗等の物販ブースもあります。また、フラワーアレンジメントや初心者向けのハンギングバスケット作りなど、ワンコイン(500円)で楽しめるワークショップも開催します。
●チューリップロード
博多~天神~舞鶴公園を結ぶ歩道が「チューリップロード」になり、色鮮やかな花々が咲き誇ります。
地域の小学校や企業、ボランティア団体などの皆さんが約5万本のチューリップなど季節の花の植え付けを行いました。
●市街地の花装飾
ワン・フクオカ・ビルディング(中央区天神一丁目)や岩田屋きらめき広場(中央区天神二丁目)、キャナルシティ博多(博多区住吉一丁目)などにも企業や団体が制作した花装飾が展示され、いつもとは違った華やかな雰囲気が楽しめます。
併せて、福岡ソフトバンクホークス主催試合の観戦チケットの事前予約カードなどがもらえるスタンプラリーも実施します。花で彩られた春のまちを巡ってみてください。
詳細は、市ホームページ(「一人一花スプリングフェス」で検索)でご確認ください。
■問い合わせ先/一人一花推進課 電話 092-711-4424 FAX 092-733-5590
福岡城さくらまつり
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、舞鶴公園(中央区城内)には、ソメイヨシノやシダレザクラなど19種約千本の桜が咲き誇ります。
桜の開花時期に合わせ、今年も「福岡城さくらまつり」を開催します。期間中は、毎日午前11時から午後10時まで、さまざまな催しが行われます。 ※入場無料(一部有料区域あり)。
日程が決まり次第、福岡城さくらまつりホームページ(「福岡城さくらまつり」で検索)等でお知らせします。
●桜と城壁のライトアップ
午後6時以降、公園内の桜や城壁を華やかにライトアップします。「桜園」「多聞櫓(やぐら)」「御鷹屋敷跡」の3カ所は、午後6時以降有料エリアになります(入場は午後9時45分まで)。料金は1カ所600円、3カ所共通券1,500円です。 ※高校生以下無料。
●グルメ屋台や縁日も
毎日午前11時から、グルメ屋台やキッチンカーなど約90店が鴻臚館(こうろかん)広場と三ノ丸広場に並び、エントランスエリアでは「さくら縁日」も行われます。
また、舞鶴公園・大濠公園内の11カ所を巡るスタンプラリーに参加してスタンプを集めると、BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)の対象アトラクション割引券などがもらえます。詳しくは、鴻臚館広場のインフォメーション、上之橋、松の木坂、三ノ丸広場で配布するチラシでご確認ください。
問い合わせは、福岡城さくらまつり実行委員会(電話 092-600-7027)へ。
■福岡城・鴻臚館エリアでナイトイベントを開催中
さくらまつりに先駆け、二つのイベントを開催しています。
●福岡城「春の天守閣」ライトアップ=さくらまつりの終了日まで、福岡城天守台に天守閣をイメージした仮設工作物「春の天守閣」を設置し、ライトアップしています(午後6時から10時)。
●光のナイトウォークin 福岡城・鴻臚館~竹花玄夜と舞~=さくらまつりの開始前まで、松の木坂から本丸に至る園路や、下之橋御門、旧母里太兵衛邸長屋門を、幻想的な竹明かりやプロジェクションマッピングなどでライトアップします(午後7時から10時)。会場には飲食ブースも設けています。詳細は、光のナイトウォークホームページ(「光のナイトウォーク」で検索)で確認を。
ナイトイベントに関する問い合わせは、地域観光推進課(電話 092-711-4984 FAX 092-733-5901)へ。
潮見櫓 復元・公開 ~在りし日の姿へ~
令和5年から復元工事を進めてきた「潮見櫓」が今春完成し、3月17日(月曜日)午前10時から一般公開されます。
明治41(1908)年に崇福寺に移築された建物が潮見櫓だったことが、平成3(1991)年の市の調査で判明し、江戸時代当時の部材を使用して伝統的な工法で復元しました。
また、福岡城さくらまつり開始日以降の土日祝日に、観光案内ボランティアによる「福岡城まち歩き」を行います。詳細は、福岡観光コンベンションビューロー(電話 092-733-5050 FAX 092-733-5055)へ。
市は、福岡城の歴史的建造物(櫓、門等)の復元整備を目的とした「福岡城整備基金」への寄付を募集しています。問い合わせは、史跡整備活用課(電話 092-711-4784 FAX 092-733-5537)へ。