博多千年門(せんねんのもん)は、承天寺通りに平成26(2014)年3月に建設された、博多旧市街のシンボルです。
●博多の玄関「辻堂口門」
江戸時代、この付近に農村部から福岡城下へと通じる道があり、辻堂口門という門が設けられていました。当時、この門から太宰府に続く街道を通って、多くの人が太宰府天満宮を参詣したといいます。博多千年門はこうした歴史的経緯から、辻堂口門にならって造られ、門扉には太宰府天満宮から寄贈された樹齢千年の「千年樟(せんねんぐす)」が用いられています。
●博多の歴史を現代に
博多千年門がある博多旧市街は風情のある寺社が多く残る地域です。門には、博多織の献上柄など博多らしさが散りばめられ、博多を訪れる観光客を歴史の薫る寺社町エリアへと導いています。
令和3年には門をモチーフにしたキャラクター「せんねもん」が誕生し、ホームページなどで博多の魅力を発信しています。
◇3月16日 博多千年門十周年 記念イベント◇
3月16日(日曜日)午前10時から正午、博多千年門で完成10周年を記念したイベントが開催されます。事前申し込みは不要です。
詳しくは、博多まちづくり推進協議会ホームページ(「博多まちづくり推進協議会」で検索)をご確認ください。
【問い合わせ】
博多まちづくり推進協議会
電話 092-474-7243(平日午前10時から午後5時)
●博多千年門・承天寺通りぐるっとガイド
記念イベント同日、小中学生を対象に、博多ガイドの会によるガイドツアーを開催します。事前申し込みが必要です。詳しくは博多の魅力ホームページを確認するか、博多区企画振興課へ。
【問い合わせ先】
博多区企画振興課
電話 092-419-1012
FAX 092-434-0053