連載ゾウさんだより

【第6回】ゾウの飼育
 
飼育担当は、動物たちがいつも健康でいられるよう、日々ケアを行っています。
 ゾウと共に市動物園に来たマフー(ゾウ使い)たちは、ゾウと同じ空間で直に触れてケアをする「直接飼育」を行っていました。直接飼育には、近い距離でケアできるメリットがある一方で、飼育担当の安全を確保できないことがあります。

トレーニング中の写真

 そのため、市動物園では「準間接飼育」という方法を採用しています。ゾウと同じ空間に入ることなく、檻(おり)越しに健康管理等を行うことで、飼育担当の安全確保とゾウのストレス軽減を図ります。

 現在は、マフーたちの指導の下で、移行へのトレーニングを行っています。ゾウたちは飼育担当の呼び掛けにも応じてくれるようになり、信頼関係を徐々に築くことができています。
 ゾウたちに会える日を楽しみにお待ちください。

直接飼育の写真

Fukuoka Zoo
福岡市動物園
 
【場所】 中央区南公園 

電話 092-531-1968(総合案内所) 

FAX 092-531-1996
 

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