福岡アジア美術館開館25周年記念コレクション展「アジアン・ポップ」

福岡アジア美術館は、世界で唯一のアジアの近現代美術を専門とする美術館です。平成11(1999)年の開館以来、アジアの近現代美術に影響を与えた大衆美術等を積極的に収集するなど、既存の美術の枠を超えた独自の活動は、世界から高く評価されています。
 今年度は、開館25周年を記念したコレクション展をアジアギャラリーで開催します。第1弾は「アジアン・ポップ」です。
 ポップアートとは、大量消費社会が生み出した商業広告などのイメージを表現に取り込み、時代や社会を皮肉っぽく捉える美術表現で、主に1950年代から1960年代にかけてイギリスやアメリカで隆盛し世界に広がりました。その語源は「ポピュラー」に由来し、アジア各地でも1980年代ごろから盛んに制作されています。
 本展では、アジアの作家が生み出したポップアートの作品とともに、彼らが創作の刺激を受けた映画や商業ポスターなども展示します。
 メイ・ディンイー(梅丁衍)《トロツキーに捧ぐ》1991年
【日時】 開催中~9月3日(火曜日)午前9時30分から午後6時(金曜日・土曜日は8時まで。入室は閉室の30分前まで) 

【場所・問い合わせ】 福岡アジア美術館(博多区下川端町 リバレインセンタービル7階) 

電話 092-263-1100 

FAX 092-263-1105 

【料金】 一般200円、高大生150円、中学生以下と市内に住む65歳以上無料 

【休館日】 水曜日




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