市美術館 特別展「ADAPTATION - KYNE」

福岡を拠点に活動するKYNE(キネ)の国内初となる大規模な作品展「ADAPTATION - KYNE(アダプテーション - キネ)」が、市美術館(中央区大濠公園)2階特別展示室で開催されています。
 KYNEは昭和63(1988)年生まれで、平成18(2006)年に創作活動を開始しました。アパレルブランドとのコラボレーションや、CDジャケットのイラストなども手掛け、令和2年から約2年間にわたり、同美術館で公開された幅13メートルの壁画も大きな話題となりました。
本展で同作の展示はありません
 KYNEが描くのは、一見不愛想でありながら、意志を感じさせる太い眉と目を持つ、シンプルな服装の女性たちです。「KYNE - girl(キネ-ガール)」と呼ばれる彼女たちは、限られた色数と無駄を削ぎ落した描法で見る人に強い印象を残します。
 これらは、大学で学んだ日本画や、漫画・アイドルのレコードジャケットといった1980年代の文化など、さまざまな要素が組み合わされ生まれたものです。
 本展では、巨大な新作壁画のほか、絵画、素描など約150点を公開し、KYNEの魅力に迫ります。
 同展のキービジュアル
●ギャラリートークも開催
 
5月12日(日曜日)、6月8日(土曜日)午後1時から1時40分に同館の岩永悦子館長によるギャラリートークを開催します。開始5分前に会場入り口に集合してください。 ※当日の観覧券が必要です。
 
【日時】 開催中から6月30日(日曜日)午前9時半から午後5時半(最終入館は閉館の30分前まで) 

【問い合わせ】 市美術館 

電話 092-714-6051 

FAX 092-714-6071 

【料金】 一般1,700円、高大生1,000円、中学生以下無料 ※65歳以上は1,500円 

【休館日】 月曜日 ※4月29日(月曜日・祝)、5月6日(月曜日・休)は開館、4月30日(火曜日)、5月7日(火曜日)は休館




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