【早良区】正しく理解し、地域で支える
認知症について学びませんか

 認知症は、誰の身にも起こり得る、脳の病気が引き起こすものです。高齢化に伴い、2025年には65歳以上の5人に1人が発症すると予測されています。
 認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らすためには、周囲の人たちの理解や地域での支え合いが必要です。
ロバ隊長イラスト
■認知症サポーター養成講座を開催
 市は、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を手助けする「認知症サポーター」を養成する講座を開催しています。今年3月現在、市内に約13万人の認知症サポーターが登録されています。
 田隈公民館で、7月に同講座が実施されました。参加者は、記憶力ゲームやグループワークを交えながら、認知症の症状や認知症の人への接し方、サポーターとしての心構えなどを学びました。
サポートする上での悩みや地域での取り組みを話している写真
 講師の片田智明さん(44歳)は「サポーターといっても特別なことをする必要はありません。近所に気になる人がいればさりげなく見守る、認知症の人と暮らす家族の話し相手になるなど、自分ができることから始めましょう」と話しました。

■講座の開催を希望する団体を募集
 区は、講座の開催を希望する団体を随時募集しています。おおむね10人以上のグループが対象で、料金は無料です。受講希望日の40日前までにお申し込みください。
 認知症は、周囲が適切に対応し、症状に合った治療を早めに行うことで、進行が緩やかになることがあります。気軽にご相談ください。

【問い合わせ先】
 区地域保健福祉課
 電話 092-833-4362
 FAX 092-833-4349










 








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