区内には、乳幼児の親子が自由に遊べる場として、地域のボランティアが公民館などで運営する子育て交流サロンがあります。子どもと一緒に、のびのびと過ごしませんか。
子育て交流サロンは、地域のボランティアが見守る中で、乳幼児の親子同士が気軽に交流できる場です。区内では、12の団体が公民館などで運営しています。開設時間中の好きな時間に訪れて、自由に過ごせます。
堤丘公民館では毎月第1から第3月曜日に「すこやか広場」が開催されています。たくさんのおもちゃで乳幼児を遊ばせたり、子育てに関する情報交換をしたりしています。
利用者からは「小さな子どもがいると、家で過ごす時間が長くなるので、身近な場所で育児中の人と話せて、気分転換になります」などの声が聞かれます。
同広場代表の水地(みずち)スヱ子さんは「同じくらいの年齢の子を持つ親同士がつながるきっかけになればと思っています。気軽に遊びに来てください」と笑顔で話しました。
●子育て支援コンシェルジュが出向きます
今年7月から、「子育て支援コンシェルジュ」が子育て交流サロンなどに出向き、幼稚園の預かり保育や一時預かり事業等の保育サービスに関する情報を提供したり、相談を受けたりしています。
南片江公民館で開催された「こどもさろん」を訪問した、コンシェルジュの北川近愛(ちかえ)さんは、「区役所や区子どもプラザに来ることができない人にも寄り添った支援ができるよう、地域のサロンなどを積極的に訪問したいと思っています。気軽に声をかけてください」と話しています。
コンシェルジュは区子育て支援課や区子どもプラザにも常駐し、相談に応じています。
ほかにも、地域には子育て中の親が中心となって活動する育児サークルなどもあります。
身近な交流の場や子育ての相談窓口などの詳細は、区ホームページ(「城南区 子育てお役立ち情報」で検索)で確認を。
【問い合わせ】
区子育て支援課
電話 092-833-4108
FAX 092-822-2133
<おむつと安心定期便>
「おむつと安心定期便」は、市内に住む0から2歳の子どもを育てる世帯が、子育て交流サロンや子どもプラザなど、市の子育て関連施設等を利用すると、2,000円相当の育児用品(おむつ、お尻拭き、離乳食、粉ミルクなど)が届くサービスです。
【利用の流れ】
▽対象世帯に送付された利用案内に掲載している二次元コードを読み込み登録する
▽子どもと一緒に子育て関連施設等を利用して、専用の二次元コードを読み込み電子スタンプを受け取る(月に1回まで)
▽電子スタンプを使って希望の育児用品を選ぶと、商品が自宅に届く。
詳細は専用サイト(「おむつと安心定期便」で検索)で確認するか、おむつと安心定期便事務局へお尋ねください。
【問い合わせ】
おむつと安心定期便事務局
電話 092-292-5431
FAX 092-292-5438