いくつになっても生きがいを持ち、自分らしく過ごすためには、体を動かし日常動作に必要な筋肉量を維持していくことが必要です。
市は、介護予防に効果的なラジオ体操や、音楽に合わせて足腰を鍛える「足元気体操」など六つの体操を「よかトレ」と名付け、日々の生活に取り入れることを推奨しています。よかトレで生活習慣病やロコモティブシンドローム(※)、認知症予防を行いましょう。 ※運動器症候群
●大名公民館「よかトレ」ステーション
大名公民館では、毎月第1・3金曜日によかトレを行っています。館長の三原照敏さん(74歳)は「今年の5月から始めました。現在は、開催日に公民館で活動している人に声を掛け、参加を促しています。今後は、よかトレを目的に公民館に来てくれる人が増えてほしい」と話してくれました。
参加者の1人、内林美惠子さん(70歳)は「学生時代から約50年ぶりにラジオ体操をしました。汗をかいて、血流が良くなった気がします。これからも続けていきたいです」と話してくれました。
●笹丘校区「ラジオ体操」
笹丘校区にある梅光園緑道の健康パークステーションでは、毎朝6時半からラジオ体操が行われています。約5年前に花田さとるさん(83)が一人で始めた体操も、現在は約20人が活動するまでになりました。参加者の最高年齢は93歳。校区在住のフランス人も参加しています。
花田さんは「大病を患って健康のありがたさを感じています。雨の日以外は毎日行っていますので、校区外にお住まいの人も自由に参加してください」と汗を拭いながら話してくれました。
市は、ホームページ(「みんなでよかトレ」で検索)でよかトレを紹介しています。また、よかトレを実践するグループを「よかトレ実践ステーション」として認定し、住み慣れた地域で取り組んでもらえるよう情報提供を行っています。
【問い合わせ】
区地域保健福祉課
電話 092-718-1111
FAX 092-734-1690