福岡市博物館 Fukuoka City Museum特別展　黒田侯爵家の名品知られざる黒田家「家宝」の近代史

初代福岡藩主・黒田長政没後400年を記念して、市博物館（早良区百道浜三丁目）2階特別展示室で、「黒田侯爵家の名品」が開催されます。
　黒田家が所蔵したコレクションには、多数の古美術品が含まれています。黒田家は、これらを明治時代から昭和の戦後にかけて「家宝」として整理しました。その中には、藩祖・黒田孝高と黒田長政ゆかりの武具や甲冑（かっちゅう）の他、明治時代以降新たに加わった美術品もあります。
　本展では、現在のコレクションを形成した、近代黒田家の家宝の在り方を、国宝・重要文化財を含む140点の資料と共に紹介します。
　
（左）黒田家13代目当主・長成が着用した大礼服
（右）市美術館が所蔵する重要美術品の寿老図

【日時】 ▽前期=9月15日（金曜日）から10月9日（月曜日・祝）▽後期=10月11日（水曜日）から11月5日（日曜日） ※前期と後期で一部展示替え　

【開館時間】 午前9時30分から午後5時30分 ※入館は閉館の30分前まで　

【問い合わせ】 西日本新聞イベントサービス　

電話 092-711-5491（平日午前9時30分から午後5時30分）　

FAX 092-731-5210　

【料金】 一般1,600（1,400）円、高大生1,200（1,000）円、小中学生500（300）円 ※かっこ内は前売り料金　

【休館日】 月曜日 ※9月18日（月曜日・祝）、10月9日（月曜日・祝）は開館、9月19日（火曜日）、10月10日（火曜日）は休館

関連イベントも開催
　
いずれも入場無料で申し込み不要です（本展観覧券か半券の提示が必要）。
　
▽開催記念講演会
　
「明治の殿様―近代化を支え、人材を育て、文化を伝える―」をテーマに、有馬学総館長が話します。　日時 9月16日（土曜日）午後1時30分から午後3時　場所 1階講堂　定員 240人
　
▽関連講座
　
「黒田侯爵家の家宝」をテーマに、野島義敬学芸員が話します。　

【日時】 10月15日（日曜日）午後1時30分から午後3時　

【場所】 1階講堂　定員 240人
　
この他、毎週水曜日午後2時から午後3時に担当学芸員によるギャラリートークを開催します。当日の本展入場者が対象です（再入場不可）。2階特別展示室入り口に集合してください。