市指定有形文化財住吉神社能楽殿がリニューアル

住吉神社(博多区住吉三丁目)の能楽殿が10月にリニューアルされます。
 同能楽殿は、戦前に建てられた、現存する数少ない木造建築です。その歴史的価値が評価され、市有形文化財(建造物)に指定されています。建物の老朽化が目立つことから、市は昨年2月から宿泊税を活用して整備を行ってきました。今後は能舞台だけでなく、伝統的な空間を会議やレセプション等に生かす「ユニークベニュー」としての活用も期待されています。

■10月15日(日曜日)から28日(土曜日)は「こけら落としウイーク」
 
能楽殿のリニューアルを記念し、「こけら落としウイーク」が行われます。15日(日曜日)の能楽公演に始まり、17日(火曜日)に神社建築解説ツアー、21日(土曜日)に能楽体験が行われます。22日(日曜日)には、博多独楽(こま)など市内四つの芸能を披露する民俗芸能公演が2年ぶりに開催され、24日(火曜日)に能楽殿解説ツアー、28日(土曜日)には九州交響楽団メンバーによる「能楽殿でクラシック」が行われます。
 いずれも入場無料で、事前申し込みが必要です(申し込み多数の場合は抽選。神社解説ツアーのみ当日受け付け)。詳細は、ホームページ(「福岡市 住吉神社能楽殿こけら落とし」で検索)で確認を。
 住吉神社能楽殿の写真
■問い合わせ先/住吉神社能楽殿こけら落としウイーク事務局(スリーオクロック内) 

電話 092-732-1688(平日午前11時から午後5時) 

メール sumiyoshi.opening2023@gmail.com



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