市は、アジアの学術研究や芸術・文化に貢献した人に「福岡アジア文化賞」を贈り、その栄誉をたたえています。
■授賞式・市民フォーラムの参加者・視聴者を募集
授賞式と市民フォーラムを次の日程で開催します。いずれも参加無料で、後日録画配信も行います。各申込期限までに、ホームページ(「福岡アジア文化賞」で検索)で申し込んでください。定員を超えた場合は、抽選になります。
【授賞式】
【日時】 9月12日(火曜日)午後6時15分から午後7時45分 ※同時通訳あり。
【場所】 福岡国際会議場メインホール(博多区石城町)
【申し込み】 8月15日(火曜日)まで
※終了後に1カ月程度、録画映像を公開します。
問い合わせは、福岡アジア文化賞授賞式受付係(電話 0120-935-993 メール fukuokaprize2023@intergroup.co.jp)へ。
【市民フォーラム】
●トンチャイ・ウィニッチャクン氏
より良い未来のための歴史研究の旅路―大学と社会をつなぐ
【日時】 9月15日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分
【場所】 アクロス福岡4階(中央区天神一丁目)
【申し込み】 8月31日(木曜日)まで ※同時通訳あり。
●カターリヤ・ウム氏
ひとりの力と大勢の仲間の強さを求めて―難民の旅から研究者の旅へ
【日時】 9月14日(木曜日)午後6時30分から午後8時30分
【場所】 アクロス福岡4階
【申し込み】 8月31日(木曜日)まで ※同時通訳あり。
●チャン・リュル氏
チャン・リュル from(フロム) / to(トゥ) FUKUOKA―作家とまちの縁(えにし)
同氏監督作品の映画『福岡』の上映もあります。
【日時】 9月13日(水曜日)午後6時30分から午後9時30分
【場所】 中洲大洋映画劇場(博多区中洲四丁目)
【申し込み】 8月31日(木曜日)まで ※逐次通訳あり。録画配信は、対談のみ。
各市民フォーラムの録画配信期間は、10月2日(月曜日)から31日(火曜日)です。9月16日(土曜日)までにお申し込みください。
問い合わせは、福岡アジア文化賞市民フォーラム事務局(電話 092-781-0041 メール 33fprize-pl@dip-s.co.jp)へ。
記事に関する問い合わせは、アジア連携課(電話 092-711-4930 FAX 092-735-4130)へ。
福岡アジア文化賞 受賞者
■大賞 トンチャイ・ウィニッチャクン
民主主義と市民社会の発展に貢献し、知識人の模範となる歴史学者。地図の作成とその利用方法に着目した研究で、世界の人文・社会科学に大きな影響を与えた。
■学術研究賞 カターリヤ・ウム
移民や難民の苦境に光を当て、現代世界の課題に挑む政治学者。祖国カンボジアの悲劇の歴史を掘り下げた分析で、グローバル研究の新領域を開拓している。
■芸術・文化賞 張 律(チャン・リュル)
国籍・国境を越えた比類なき「東アジア映画」を創り続ける映画監督。異文化の融和や共生のビジョンを表現した作品で、世界的に高く評価されている。