【早良区】子ども食堂で地域交流
みんなで囲む温かい食事

 市は、子どもが健やかに育つ環境づくりのため、子ども食堂の活動を支援しています。
 子ども食堂は食事の提供だけでなく、家庭や学校以外で悩みを相談できる場にもなっています。また、地域の交流拠点として文化や生活習慣、多様な価値観を知ったり学んだりする場でもあり、幅広い役割や広がりを持つ活動です。

■野芥校区の取り組み
 「つくって食べよう土曜昼!」は、毎月第4土曜日に野芥公民館で開催しています。
初めて包丁を使う子どもには大人が手を添えている写真
 子どもたちに楽しんで食事を取ってほしいと、校区社会福祉協議会の行徳收司会長(82歳)らが平成30年に始めました。
 「登校時の見守り活動で元気がない子どもを見かけます。共働きなどで家族そろって食事を取る機会が減っているのではと感じたことが活動を始めたきっかけです」と行徳さんは話します。
 献立は、校区のヘルスメイト(食生活改善推進員)が栄養バランスを考慮しながら決めます。
 子どもたちはおにぎりを握ったり、キュウリを切ったりしました。調理を終えると、大人も子どもも一緒に食卓を囲みます。子どもたちからは「おいしい」「おかわり」といった声が飛び交いました。
 同食堂では、大学生による学習支援も行われ、子どもたちは宿題について質問したり、大学生が考えた問題を解いたりしました。
 区内では下記の8団体が食事の提供に加え、学習支援や食材の配布などさまざまな活動を行っています。
大学生に宿題を教えてもらう子どもたちの写真
 各団体の活動の詳細、子ども食堂の立ち上げや活動への支援に関心がある人は、市社会福祉協議会ホームページ(「福岡市社協 子ども食堂」で検索)で確認するか、お問い合わせください。

 【問い合わせ先】
 区社会福祉協議会
 電話 092-832-7383
 FAX 092-832-7382

【名称 開設日】
・こころふくよか食堂(西新五丁目) 第2土曜日・第4日曜日
・大原すまいるキッチン(大原公民館) 第1・第3・第5水曜日
・こども食堂さい(有田公民館) 第3土曜日
・つくって食べよう土曜昼!(野芥公民館) 第4土曜日
・子ども食堂バリバリキッチン(野芥六丁目) 水曜日から日曜日
・さわら子ども食堂(四箇四丁目) 第2・第4日曜日
・みんなのおうち(東入部八丁目) 第1・第3土曜日
・子ども食堂YOKAYOKA(西) 第3土曜日
8団体の食事提供表









 








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