【博多区】夏本番 賢く熱中症を予防しましょう

 1年のうち最も気温上昇が激しい7月は、熱中症による救急搬送が急増します。
 熱中症は誰でもかかる可能性があります。予防のポイントを押さえて、暑い季節を乗り切りましょう。
 もし目まいや吐き気などの症状が現れたら、早めに応急手当を行い、重症化を防ぎましょう(下記参照)。

●高齢者の熱中症予防
 熱中症患者の約半数は高齢者です。高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいため、本人が気づかない間に、脱水症状になることがあります。室内にいる場合や夜間でも、注意が必要です。

▽のどが渇かなくても、小まめに水分を取りましょう。
▽温湿度計を置き、室温が28度を超えないように注意しましょう。
▽身近に高齢者がいる場合は、積極的に声を掛けましょう。

【問い合わせ】 
区健康課 
電話 092-419-1091 
FAX 092-441-0057

熱中症予防のポイント
水滴のイラスト
●小まめに水分補給
 ▽1日1.2リットルを目安に水分を取りましょう。
 ▽たくさん汗をかくときは塩分も取りましょう。
温度計イラスト
●温度・湿度に気を配ろう
 ▽クーラーなどを使用して、夜間でも、室温を28度以下に保ちましょう。
Tシャツイラスト
●涼しく過ごす工夫を
 ▽ゆったりした涼しい服装を心掛け、帽子や日傘、保冷グッズを活用しましょう。
体操イラスト
●体調管理に気を付けよう
 ▽日頃から栄養や睡眠をしっかり取りましょう。

●熱中症の症状
こんな症状があったら要注意
熱中症の症状イラスト
■軽症
めまい
汗が止まらない
こむら返り

■中等症
頭痛
吐き気
体のだるさ

■重症
真っすぐ歩けない
けいれん
体が熱い

●応急手当のポイント
 ▽涼しい場所へ移動し、服を緩めましょう。
 ▽保冷剤や冷たいペットボトルで、首や脇の下などを冷やしましょう。
 ▽冷たい水分を取りましょう。

●こんなときは迷わず救急車を
 真っすぐ歩けないなど症状が重いときは、119番通報して救急車を呼びましょう。救急車を呼ぶべきか迷ったときは、県救急電話相談・医療機関案内「#7119」または県救急医療情報センター 電話 092-471-0099へ。看護師が症状を聞いて救急車を呼ぶべきかを判断します。










 










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