【中央区】ぶらり散歩

第4回 唐人町駅
 江戸時代、唐人町の唐津街道沿いには町家が建ち並び、その周辺に足軽屋敷が置かれていました。唐津街道を行き交う人たちを相手に商売を行っていた町家が、唐人町商店街の起源だといわれています。

 ●せせらぎがっぱ
当仁小学校で「せせらぎがっぱ」と名付けられた3匹の親子河童像写真
 当仁小学校前の歩道に、3匹の親子河童の像が設置されています。この地域には昔から、伊崎にいた酒好きの漁師と酒好きの河童の話がモチーフとなった、地行の「河童の松物語」が伝えられています。お父さん河童は「徳利(とっくり)」、お母さん河童は「魚」、子どもの河童は「夢」を持っています。

 ●小田部藤園の跡
 明治通り西公園入口交差点から西公園へと向かう、西公園さくら参道にある福岡バプテスト教会の庭では、九州随一といわれた藤の庭園の面影をしのぶことができます。明治の初めから終戦直後まで、この辺り一帯に「小田部の藤」と呼ばれた藤の庭園がありました。
 花盛りとなる季節には多くの見物客でにぎわい、藤棚の広さは約1000坪、1メートル以上の花房に見事な花を咲かせていたそうです。
 現在は2株の藤が名残をとどめている藤棚の写真

 唐人町駅周辺の魅力をまとめた「ちょこっとお出かけマップ」を区ホームページ(「中央区ちょこっとお出かけマップ」で検索)に掲載し、当仁エリアの東・西コースを紹介しています。

【問い合わせ】
区企画振興課
電話 092-718-1013
FAX 092-714-2141










 








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