FUKUOKA 2023WORLD AQUATICS CHAMPIONSHIPS世界水泳だよりVOL.16 水中の格闘技「水球」

水球は、1860年代にイギリスで「ボールを決められた水上のポイントまで運び合うゲーム」として始まり、その後競技として広まりました。
 
●魅力その1「高さ」
 水球の写真
選手は、プールの底に足を着けず、体を垂直に維持しながらプレーします。手で水をかく「スカーリング技術」と「巻き足」といわれる立ち泳ぎを合わせることで、瞬間的に高く飛び上がることができます。相手選手の上からシュートを狙う際には、お尻が水面から見えるほどです。
 
●魅力その2「スピード」「激しさ」
 試合の様子
片手でボールをつかんだ状態でジャンプし、全身の力を利用して打つシュートは、男子が時速70キロ程度、女子が時速50キロを超えるスピードです。
 鍛え上げられた大きな体が激しくぶつかり合う水球では、ボールを持っている選手に対して、荒々しいコンタクトが許されています。審判から見えにくい水中では、激しいバトルが繰り広げられ、「水中の格闘技」と呼ばれています。

【水球のルール】
 
1チーム7人の選手がボールを相手ゴールに投げ入れて得点を競う競技。8分間1ピリオドの4ピリオド制。攻撃権のあるチームは、30秒以内にシュートを打たなければならない。世界水泳では13人がベンチ入りする。

 〈チケット情報〉水球は、7月16日(日曜日)から29日(土曜日)、マリンメッセB館(博多区沖浜町)で行われます。最新のチケット情報は、大会公式サイト(「世界水泳福岡」で検索)でご確認ください。
 チケットに関する問い合わせは、キョードー東京(電話 0570-550-799)、大会に関する問い合わせは、世界水泳福岡大会組織委員会(電話 092-711-4610 FAX 092-733-5742)へ。



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