「船乗り込み」は、歌舞伎俳優が船に乗ってご当地到着を知らせる、江戸時代から続く伝統行事です。
●式典は博多座で
5月31日(水曜日) 、「六月博多座大歌舞伎 船乗り込み」が4年ぶりに開催されます。午後1時10分からキャナルシティ博多(博多区住吉一丁目)で乗船式典が行われた後、俳優陣が清流公園(博多区中洲一丁目)に移動し、船で博多川をゆっくりと下ります。途中、川端ぜんざい広場前で口上が読み上げられます。
鏡天満宮(博多区下川端町)前で下船し、参拝後、午後2時40分ごろから博多座の劇場内で式典が行われます。 ※劇場入場には、式典当日に博多座や川端ぜんざい広場、博多リバレイン等で販売される公式グッズの「手拭い」(800円)が必要。
雨天時は博多座劇場内での式典のみ実施されます。詳しくはホームページ(「博多座」で検索)をご覧ください。
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■問い合わせ先/船乗り込み実行委員会(博多座)
電話 092-263-5874
FAX 092-263-3632
六月博多座大歌舞伎公演概要
【日時】 6月3日(土曜日)から19日(月曜日)※12日(月曜日)は休演。
【場所】 博多座(博多区下川端町)
【問い合わせ】 博多座電話予約センター
電話 092-263-5555
昼の部は「廓三番叟(くるわさんばそう)」「文七元結(ぶんしちもっとい)」「太刀盗人(ぬすびと)」、夜の部は「夏祭浪花鑑(なにわかがみ)」「羽根の禿(かむろ)/うかれ坊主」「三人吉三(きちさ)」を上演。歌舞伎ファンはもちろん、初心者も楽しめる人気演目がそろいました。
出演は、写真右から中村雀右衛門、尾上菊之助、片岡愛之助、中村鴈治郎他。
【料金】 A席16,000円、特B席12,000円、B席9,000円、C席5,500円