【中央区】地域福祉の頼れる相談役
民生委員・児童委員の活動紹介

児童委員イラスト
 5月12日から18日は、民生委員・児童委員活動の強化週間です。地域住民の身近な相談役である民生委員・児童委員の活動を紹介します。

■民生委員・児童委員とは
 民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱を受けたボランティアです。100年以上にわたり、地域住民の生活を支えてきました。
 区内には、現在252人の民生委員・児童委員が在籍し、うち19人は児童福祉に関する事項を主に担当する主任児童委員としても活動しています。

■こんな活動をしています
 ●住民の見守りや相談
 地域に住んでいる高齢者や障がいのある人、子育て世帯などの状況を把握し、声掛けや安否確認を行います。また、日常生活の心配事などの相談に応じます。
 ●情報提供と関係機関へのつなぎ役
 住民が必要とする医療、福祉サービス、子育て支援などの情報を提供し、必要に応じて行政や専門機関への橋渡し役を担います。
 ●高齢者の生活を支援
 〈笹丘校区〉
 笹丘校区では、同校区の社会福祉協議会が主催する「笹丘ふれあい買い物支援バス」に民生委員・児童委員も協力し、高齢者の日常の買い物を支援しています。
 3月17日、利用者がそれぞれの自宅から送迎車でスーパーに集まると、待機していた同委員が優しく声を掛け、車の乗り降りや荷物の運搬を手伝いました。
乗車を手伝っている写真
 同校区民生委員児童委員協議会の石松美恵会長(61)は「活動を通じて校区内に知り合いが増えました。年長の人から元気をもらえることがやりがいになっています」と笑顔で話していました。
 〈簀子(すのこ)地区〉
 簀子地区の民生委員・児童委員は、65歳以上の高齢者が季節の行事や健康づくり教室を通じて交流する「ふれあいサロン」を毎月行っています。
 4月7日、簀子公民館で行われた同サロンに30人が集まりました。参加者同士でお茶を飲みながら談笑したり、同委員も話しに加わったりして、和やかな時間を過ごしました。
ふれあいサロン簀子で歓談している写真
 同地区のふれあいサロン代表の上杉久美子さん(52)は「高齢者の皆さんが自宅にこもりがちにならないよう、楽しい行事を実施しています。ぜひ一度参加してみませんか」と話しました。
 民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容が他人に伝わることはありません。本人からの相談のほか、家族や周囲の人からの相談にも応じています。お気軽にご相談ください。

【問い合わせ】
区地域保健福祉課
電話 092-718-1109
FAX 092-734-1690









 








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