【早良区】自治会・町内会 活動事例発表会 みんなの力で住みよいまちに

 自治会・町内会は、住みよいまちを作るために、住民によって組織された団体です。地域での防犯・防災活動や清掃活動、夏祭りなどの親睦行事等さまざまな活動を行っています。
 区は、今後の活動に役立ててもらおうと、2月18日に地域の活動事例発表会を開催し、3団体が発表を行いました。

■飯倉 災害に強い町内を目指して
 星の原団地町内会(飯倉校区)は、昨年「防災まつり」を開催しました。たくさんの人に参加してもらえるようスタンプラリー形式で行い、消火器体験・煙霧体験・防災講話を全て体験した人は、景品が当たる抽選会に参加できるようにしました。
 早良消防署の職員や校区防災会の防災士による防災講話では、非常食の備蓄方法や簡易トイレの作り方の他、ベランダの壁の壊し方など団地に特化した内容を盛り込み、興味を引くように工夫しました。
避難体験方法写真
 同町内会の原野智代副会長は「星の原団地商店会から景品を提供してもらうなど、多くの方の協力があり実現できました。防災まつりに参加した方から『非常食を買いに行ったよ』と声をかけてもらい、防災への意識が広がっていると実感しています」と笑顔で話しました。

■西新 みんなでつくる憩いの場所
 西新6丁目1区自治会(西新校区)は、防災講習会や廃品回収、敬老行事や防犯灯の維持管理などに加え、月1回の公園清掃と年4回の町内一斉美化活動を実施しています。
美化活動写真
 以前は利用者が少なかった公園が、長年の活動を通して、小学生が野外学習で利用したり、親子が遊んだりする町内の憩いの場に変わりました。
 「町内一斉の美化活動は、毎回100人程度の参加があり、活動を通じて知り合った人たちから『他にも何かお手伝いしたい』という、うれしい申し出もありました。清掃で拾った松ぼっくりや木の実を利用したリース作りのイベントなども実施しています」と同自治会の元村桂助会長は話しました。

■内野 私たちのふるさとづくり
 早良ニュータウン自治会(内野校区)は、昨年3年ぶりに「早良ニュータウン夏祭り」を開催しました。かき氷やヨーヨー釣りなどの屋台の他、スイカ割りやお楽しみ抽選会などの催しも実施し、子どもみこしが祭りを盛り上げました。
よさこいソーラン写真
 また、庭木の剪定や雨どいの詰まりなどの高齢者のちょっとした困り事を解決するボランティア「お助けチーム」の活動紹介もありました。
 同自治会の末吉久則副会長は「子どもたちにとって早良ニュータウンがふるさとになります。子どもたちに良い思い出ができるように、また、高齢の方に住みやすいと思ってもらえるよう、みんなで協力して活動を続けていきます」と力強く話しました。
 当日の映像を地域コミュニティサイト(「ふくコミ 早良区」で検索)で公開しています(下記に関連記事)。

【問い合わせ先】
区地域支援課
電話 092-833-4416
FAX 092-851-2680









 








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