【西区】~元気いっぱい!みんなで成長する場~
子ども会に加入しませんか

 福岡市には、小学校区ごとに子ども会があり、年齢の異なる子どもたちがさまざまな活動を通して、仲間づくりをしています。西区では、約2,400人の子どもたちが活動しています。

<活動例>
▽歓迎会(4月)
▽球技大会(5から7月)
▽一泊リーダー研修(8月)
▽文化祭(11月)
▽クリスマス会(12月)
▽新年交歓会(1月)
▽送別会(3月)
▽他、資源回収や清掃等

<子ども主体で考え、行動する>
 子ども会は、子どもが中心になって、自分達で行事の準備や運営を行います。さまざまな行事や体験を通して、一人一人の可能性を伸ばし、豊かな心や生きる力、主体性を育てることを目的としています。
 学年を超えて活動するため、下級生は上級生との関わりの中で成長し、上級生は下級生を思いやる心を育てます。集団の中でリーダーシップを発揮する子どももいます。
 また、校区の行事にも参加するため、地域の人と世代を超えた交流ができます。
 玄洋校区の中村ゆめさんに話を聞きました。
中村ゆめさんと娘の笑さん
 小学校1年生の時に、同じマンションの人から誘われて子ども会に加入しました。友達もできて、毎回イベントを楽しんでいたようです。四季折々の行事は月に1度のペースで参加しますが、全部の行事に必ず参加する必要はありませんでした。親元を離れて活動に参加するので、子どもは自然と自立していきます。
球技大会の写真能古島デイキャンプの写真
 高学年になると、下級生の世話をしたり、行事の取りまとめをします。大変そうでしたが、達成感を感じ、それが良い思い出に残っているようです。家庭や学校では経験できないことをさせてあげられることも子ども会の大きな利点だと思います。
 6年生の時に会長を任されました。定例会は夜に行われたので、仕事と両立できました。コロナ禍で準備をスムーズに行えないこともありましたが、同じ子ども会の役員や先輩のママにも助けられて、心強かったです。保護者同士のつながりができて、皆さんの子育ての話を聞けたのは良かったです。地域の子どもを町内みんなで見守り、育てていく楽しさがありました。

<次世代のリーダーを育成>
 子ども会や地域の行事に参加し、活動に協力する中高生をジュニアリーダーと言います。中2の笑さんもこの活動に参加しています。
 8月に夜須高原青少年自然の家に一泊リーダー研修に行きました。小学5から6年生の子どもリーダーと一緒に野外炊飯やキャンプファイヤーなどのレクレーションを楽しみました。全ての企画・運営をジュニアリーダーが行いました。
カレーを作る様子
 区子ども会育成連合会の吉田直信会長(67歳)は「子どもは、自ら行動することで、やり遂げた達成感を味わい、成長します。活動を通し、将来の地域社会の担い手になってくれたらうれしいです」と話します。
 子ども会の加入方法など、詳細は各自治会にお問い合わせください。自治会の連絡先が分からない場合は、市子ども会育成連合会へ。
<問い合わせ>
市子ども会育成連合会 
電話 092-402-1695 
FAX 092-402-1696







 










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