【城南区】事故のないまちを目指して みんなで取り組む交通安全


にっこりんのイラスト

各校区では、交通事故のない安全・安心なまちを目指して、さまざまな活動が行われています。地域住民と協力し合い、交通安全活動に取り組む団体を紹介します。

【鳥飼校区 小学生の下校を見守り】
鳥飼校区交通安全部は、交通マナーを学び始めた小学1年生が、事故に巻き込まれることなく安全に帰宅できるよう、見守り活動として「下校パトロール」を行っています。

1年生だけ下校が早い毎週水曜日に、地域のボランティアと協力して、通学路にある交差点など9カ所で、道路の横断をサポートしています。「車道に広がって歩かないようにしようね」「道路を渡るときは横断歩道を渡ってね」などと優しく指導したり、「おかえり」と笑顔で声を掛けたりしながら、黄色い旗を持って誘導しています。

同部の酒井龍彦部長は「パトロールを続けていると、子どもたちから話しかけてもらえたり、感謝の手紙をもらったりするので、やりがいを感じます。今後は、小学校のPTAなどとも連携しながら活動場所を増やし、地域全体で見守りを充実させたいと思っています」と話しました。


児童を誘導している写真
<児童が安全に道路を渡れるよう誘導しています>

 
【長尾校区 青パトで交通安全パトロール】
長尾校区交通安全推進委員会は、昨年2月に導入した青色防犯パトロール車(通称「青パト」)を活用して、毎週月曜日、木曜日に交通安全パトロールを実施しています。校区の自治会などとも協力し、1日2回、校区全体を約1時間かけて見回っています。

パトロールは、時間帯を固定せず、日中に仕事をしている人にも参加してもらえるよう工夫しています。歩行者に交通マナーを守るよう呼び掛けながら、小・中学生の登下校を見守ったり、一方通行道路での逆走車や夜間の無灯火自転車がないかを確認したりするなど、時間帯に応じて視点を変えたパトロールを行っています。

同会の上薗(かみぞの)剛司会長は、「地域の皆さんの協力もあり、活発に活動できています。今後は、さらに幅広い世代の人に参加してもらい、活動を長く続けていきたいと思っています。地域の人に活動を知ってもらえれば、交通マナーの向上にもつながるのではないかと期待しています」と語りました。


上薗さんと石橋さんの写真
<同会の上薗剛司会長(右)と石橋孝さん(左)>

【問い合わせ先】
区地域支援課
電話 092-833-4064
FAX 092-822-2142







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