【早良区】音楽との触れ合いと交流の場「ありがとうコンサート」を開催


演奏のイラスト

飯倉中央公民館は、住民が気軽に集い、新たな交流が生まれる場として、年2回「こもれびコンサート」を行っています。自治協議会との共催で実施されている同コンサートは、出演者も観客も地域の住民から募り平成29年に始まりました。

【こもれびコンサートでの出会い】
同校区出身の竹田欣弘(よしひろ)さん(47歳)は、世代を超えて音楽好きが集まるイベントが地元で行われると知り、自ら応募してスタート当初からコンサートの企画や運営に携わっています。

大学生の酒井拓平(たくへい)さん(22歳)は、大学のサークル活動の一環で同公民館の子ども向け事業に参加していましたが、令和3年から、得意の尺八で同コンサートに出演するようになりました。

津軽三味線の演奏風景
<津軽三味線を弾く竹田さん(右)と尺八を吹く酒井さん(中央)>

竹田さんは、「元々音楽が好きで参加した『こもれびコンサート』をきっかけに、酒井さんをはじめたくさんの仲間ができました。今では他の公民館でも演奏するなど活動の幅が広がりました」と話しました。

【あふれるたくさんのありがとう】
令和4年度は、公民館の開館30周年と新しい公民館への移転を記念し、公民館が変わっても思い出は残り続けるようにと思いをこめて「ありがとうコンサート」として開催されました。

1月28日のコンサートでは、竹田さんと酒井さんによる演奏のほか、竹田さんの妻のあや子さん(45歳)と娘の紅子(あかね)さん(7歳)によるピアノ伴奏と歌も披露されました。また、同公民館の子育てサロン「いいなか広場」のスタッフの合唱や、その他の出演者によるオカリナやギターなどの演奏で公民館開館30周年を華やかに祝いました。


心を込めて歌うあかねさん
<公民館での出来事を思い出しながら、心を込めて歌う紅子さん>


最後に、会場にいる出演者、観客、公民館の職員が一緒に「蛍の光」「ふるさと」などを歌い、みんなで公民館での思い出をかみしめました。

今回ピアノを演奏した、同校区に住む四童子(しどうじ)薫さん(38歳)は、「客席の皆さんも歌を口ずさんだり、体でリズムを取ったりと、一緒に楽しんでくれて元気をもらうことができました。普段から音楽活動を行っており、もっとたくさんの人に音楽の良さを知ってもらおうと、運営にも参加しています。今後は高齢の人はもちろん、子どもを含めて、より幅広い年齢の人に参加し楽しんでもらえるコンサートにしていきたいです」と話しました。

出演者の皆さんの写真
<コンサートを終え、笑顔の出演者の皆さん>


 【問い合わせ先】
飯倉中央公民館
電話 092-851-3565
FAX 092-851-3578




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