【中央区】教えて!どんなところ?最終回 福岡市役所


インタビューのイラスト

【福岡市の誕生】
明治22年(1889年)4月に市政が敷かれ、福岡市が誕生しました。当時の市庁舎は、水鏡天満宮の西側に置かれ、職員数は41人でした。
市域は、現在の中央区・博多区の一部から成る面積約5平方キロメートルで、9440世帯、5万人余りが暮らしていました。

【市庁舎の変遷】
2代目の庁舎は、明治27年(1894年)、水鏡天満宮東側にあった福岡高等小学校を改築して設置されました。
大正12年(1923年)に3代目の庁舎が現在地に建設され、昭和の戦争期を含む62年間にわたり使用されました。
4代目となる現在の庁舎は、昭和57年(1982年)年に議会棟が、市政100周年を迎える昭和63年(1988年)に行政棟が建設されました。

明治27年の市役所の写真
<明治27年から遣われた市役所(2代目)>


【市民サービスやにぎわいの場としての機能も】
市庁舎の15階には展望ロビーがあり、3代目庁舎で使われていた円柱やドアなどが、講堂入り口や会議室に再現されています。
1階には、市政・文化・スポーツなどの情報を提供する「情報プラザ」、住民票の写しなどを休日や夜間にも取得できる「天神証明サービスコーナー」、障がいのある人がスタッフとして働く「ユニバーサルカフェ」などがあります。床面には衛星写真による市街地の姿が描かれています。

市役所西側ふれあい広場や九州広場では、ステージイベントや物産展なども行われています。

ふれあい広場の写真
<年間約4000種類の資料を備えています>

 








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