【南区】第2の人生の出発をサポート 罪を犯した人の更生を助ける保護司


【罪を犯した人の更生を助ける保護司】
保護司は、罪を犯した人の更生を支える非常勤の国家公務員です。保護観察中の人と日常的に面談を行ったり、住居や就業先などを一緒に探したりして、スムーズに社会復帰できるようサポートをしています。

南区の保護司会には64人が所属し、非行・犯罪の防止、更生に関する活動や講演会等に取り組んでいます。

市としても、多くの人に保護司の活動を知ってもらおうと、長年の功績が顕著な人の表彰を始めました。南区から、保護司会第二分区長の堀和典さん(74歳)と弥永校区代表の青野隆子さん(75歳)、更生保護女性会会長の服部久美子さん(78歳)が表彰されています。

受賞者の皆さんの写真
<賞状を授与された(左から)堀さん、青野さん、服部さん>


【活動について聞きました】
堀和典さんは平成12年から保護司として活動しています。また、広報紙「自助」の編集など南保護司会の広報も担当しています。

堀さんの写真
<保護司に必要な学び活動に生かしています>


堀さんは「保護観察対象者が再び罪を犯さないよう、罪を犯した原因を聞き取り、寄り添うように意識しています。一番のやりがいは更生した姿を見ることで、当時高校生だった男子生徒が会社の責任者となった姿にはとても感動しました。彼らのスムーズな社会復帰には、地域の皆さんの理解やサポートが必要です。犯してしまった過ちを反省して新たな人生を歩めるよう、地域の皆さんと連携して明るい社会を築けるように頑張ります」と話しました。


【問い合わせ先】
南保護区保護司会
電話・FAX 092-512-2649




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