福岡市美術館館内の壁画が変化していきます田中千智展〜地平線と道〜

市は、3年に1度気鋭のアーティストに依頼し、市美術館内の壁画制作を行っています。
壁画の写真
 昨年まで展示された壁画の作者・KYNE(キネ)氏に続き、福岡市在住の画家・田中千智(ちさと)氏(43)が担当します。壁画は、1月末に第1段階が完成し、毎年描き加えられ変化していきます(令和7年12月末まで展示)。
 田中氏は、多摩美術大学で油絵を学んだ後、平成17年から福岡を拠点に作家活動をスタートしました。アクリル絵の具を使った漆黒の背景に、油絵の具で前景を描く独自の手法を開拓しました。人物の表情や、漆黒の中にきらめく風景など、相反する要素が組み合わさった作品は、見る人の想像力をかきたてます。
 地平線と道
●個展も開催
 
田中氏の平成20年の作品から最新作まで約40点を紹介する個展を2階近現代美術室Bで併せて開催しています。書籍の装丁画や、福岡クリスマスマーケットのメインビジュアルの制作など、幅広い活動を行う田中千智の世界をお楽しみください。
 

【日時】 開催中から3月21日(火曜日・祝)午前9時半から午後5時半 ※入館は5時まで 

【問い合わせ】 市美術館(中央区大濠公園) 

電話 092-714-6051 FAX 092-714-6071 

【料金】 一般200円、高大生150円、中学生以下と65歳以上は無料 

【休館日】 月曜日











 










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