【西区】元岡の老舗酒蔵 欧州のビール品評会で3位受賞



浜地酒造(元岡)は創業150年の酒蔵で、1996年から県内で初めて地ビールの製造も手掛けています。

同社の定番商品である黒ビール「スタウト」が欧州最大のビール品評会「ヨーロピアンビアスター2022」で3位の銅賞を受賞しました。


黒ビールの写真


社長で5代目の浜地浩充さんは、「息子の真太郎が、ドイツ留学で得た知識を基に細かい改良を加えたことが受賞につながりました。ビールの本場・欧州で評価されうれしいです。来年は金賞が受賞できるよう開発を進めたいです」と話します。


浜地社長の写真
<賞状とトロフィー、受賞したスタウトを持つ浜地社長>


【西区でしかできない酒造りを】
同社は西区で酒造りを行うことに誇りとこだわりを持ち、地元産の食材を優先的に使用しており、市が市内産の農林水産物を応援する取り組み「ふくおかさん家(ち)のうまかもん」の認定店としても登録されています。

甘酒は西区生産の米を原料に生産し、栄養価が高い人気商品です。

また、ヨーグルト梅酒には、西区で製造されている「伊都物語のヨーグルト」が使用されています。地元の酪農農家との交流の中で、お互いの商品を組み合わせたらおいしいのではとの会話がきっかけで開発されました。
※商品は西区内の直営店またはオンラインで購入できます。

【地域の発展のために】
同社は、元岡町内会や九州大学と協力し、築100年の酒蔵のリノベーション(改修)を計画しています。

完成イメージのイラスト
<完成イメージ>

九州大学に通う学生・留学生と地域の皆さんが交流でき、日本酒や地域の文化に触れられる場として再来年に完成予定です。地域で生産される食材を使った飲食店も併設し、観光客を呼び込んで、地域経済の活性化に貢献できるよう、準備を進めています。


【記事に関する問い合わせ】
区企画振興課
電話 092-895-7007 
FAX 092-885-0467








 








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