【城南区】みんなで考える人権問題 お互いを尊重し合えるまちへ


ニッコりんのイラスト

 区は、「人権を尊重し、人の多様性を認め合うまち」の実現に向けて、人権啓発の取り組みを進めています。校区で人権意識を高めるために特色のある活動をしている団体を紹介します。

【片江校区】カレンダーで考える人権問題
片江校区人権尊重推進協議会は、
子どもから高齢者まで地域のつながりを大切に、思いやりの心を持ち、助け合い支えあい、身の回りのあらゆる差別をなくすことを「片江校区人権宣言」に掲げ、啓発活動を行っています。

その活動の一つとして、片江小学校の児童から募集した人権標語と、同校児童の描いた絵画や地域の写真などを組み合わせた「人権カレンダー」を毎年製作しています。子どもと一緒に人権について考えてもらおうと、約1400部を小学生のいる家庭などに配布しています。


人権カレンダーの写真



同協議会の池田佐奈江会長は、「人権問題は知ることから始まります。このカレンダーを、多くの皆さんが人権について考え、日頃から思いやりのある行動を取るきっかけにしてほしいです」と話しました。

【城南校区】障がいを理解し高める人権意識
城南校区人権尊重推進協議会は、「人権が尊重される、明るく住みよい地域づくりをめざして」をテーマに地域住民への講話や同協議会委員の研修会を実施しています。


研修会の写真
<熱心に研修を受ける参加者>


今年度の研修会は、聴覚障がいへの理解を深めようと、10月27日に県立福岡聴覚特別支援学校(早良区荒江三丁目)で開催しました。参加者10人は、同校教員から聴覚障がい者の音の聞こえ方やコミュニケーションの取り方などを教わり、当事者の立場になって考えることの大切さを学びました。

同協議会の小林敬明会長は、「特別支援学校は校区の近くにあるので、同校生徒と校区住民が交流する催しなどを実施し、人権意識を高めていきたいです」と話しました。

【問い合わせ】 
区生涯学習推進課
電話 092-833-4044
FAX 092-822-2142






 








  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン