【中央区】教えて!どんなところ?第14回 天神地下街


天神地下街は、昭和51年(1976年)に開業し、今年で46周年を迎えました。

約150店舗が集まる商業施設で、天神地区の交通機関や周辺のビルを結ぶ公共地下通路の役割も担っています。

開業当時の長さは南北約360mでしたが、平成17年(2005年)に地下鉄七隈線の開業に伴い南に延伸し、約590mの長さになりました。現在は、毎日約20万人から30万人が地下通路を利用しています。

【安全への取り組み】
天神地下街では、皆さんに安心して利用してもらえるよう、大雨や災害に備えた浸水対策訓練や消防訓練が行われています。訓練には、店舗の従業員や防災センターの職員など100人以上が参加しています。

【19世紀のヨーロッパのような街並み】

ステンドグラスの写真
<イタリア・ミラノ特注のステンドグラス>

天神地下街の街並みは、19世紀のヨーロッパを表現しています。天井には唐草模様、床面には手作業で埋められた石畳、随所にステンドグラスが配置され、アート空間が広がっています。ロゴマークは、菅原道真公(すがわらのみちざね)を祭る水鏡天満宮の水牛と、ウシ科のヨーロッパバイソンをイメージして作られました。


地下街のロゴマークの写真
<地下街の出入口や床面などに施されたロゴマーク>

天神地下街ホームページ(「てんちか美術館」で検索)では、地図や写真を用いて、これらの装飾について解説しています。

【イルミネーション点灯】
12月25日(日曜日)まで、イルミネーションを点灯中です。今年は、出入り口5カ所(東側)にも点灯されます。









 








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