鶏肉の生食は危険です

鶏刺しや鶏のたたきなどを食べたことによる食中毒が、毎年多発しています。以下を参考に、鶏肉をおいしく安全に食べましょう。
 
●なぜ食中毒になるの?
 
鶏肉は、高い確率でカンピロバクターという細菌に汚染されているため、中心部まで十分加熱せずに食べると食中毒になることがあります。
 また、生肉を扱った手や調理器具を介して他の食品に菌が付着し、食中毒を引き起こす場合もあります。主な症状は、下痢や腹痛、発熱等で、手足のまひなどを引き起こす「ギランバレー症候群」を併発することもあります。
 
●外食する際には
 
鶏刺し、鶏のたたき、半生の焼鳥など、加熱不十分な肉は食べない(新鮮な鶏肉でも同様)。
 
●家庭で調理する際には
 
▽肉は中心部まで加熱する▽包丁やまな板などは、生肉専用のものを用意する。使用後は洗剤で洗浄し、熱湯やアルコールで殺菌を行う▽生肉を触った後はせっけんで手を洗う
 カンピロバクター食中毒について、市ホームページ(「福岡市 カンピロ食中毒予防」で検索)でも紹介しています。問い合わせは、食品安全推進課(電話 092-711-4277 FAX 092-733-5588)へ。




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