【城南区】人と人のつながりをつくる 安心で住みやすいまちに


各校区の社会福祉協議会は、地域の人が住み慣れたまちで安心して暮らせるよう、さまざまな活動をしています。声掛けなどの見守り活動や、住民の交流の場づくりなどに取り組んでいる団体の活動を紹介します。

【鳥飼】見守り活動で安心して暮らせるように
鳥飼校区社会福祉協議会は、高齢者や障がい者、子育て家庭などを対象に見守り活動に取り組んでいます。

各町内の見守り担当委員は、自宅を訪問し、一人暮らしで困っていることや、子育ての不安や悩みを聞いたり、高齢者には必要に応じて、高齢者の総合相談窓口「いきいきセンター」などにつないだりしています。

また、町内ごとに見守り対象者の情報を共有し、災害時に在宅避難している人の安否確認の声掛けや、体が不自由な人との避難の仕方などを検討しています。

同会の石飛善明会長は、「支援が必要な人を地域で支えていけるよう、委員で協力しながら見守り活動を続けています」と話しました。

会議中の写真
<会議で見守り活動について話し合う委員>


【堤丘】地域のつながりを大切に
堤丘校区社会福祉協議会は、コロナ禍でふれあいサロンの開催に苦慮する中、全ての町内が工夫をして、活動に取り組んでいます。

樋井川一丁目「さくらの会」は、引きこもりがちな高齢者に体を動かして元気になってもらおうと、レクリエーションなどを毎月企画しています。

6月は、気軽に楽しめるスポーツ「モルック」や「ボッチャ」を実施しました。参加した人からは、「サロンをきっかけに、地域の人と交流することができ、元気が出ました」などの声が聞かれました。

モルックの写真


堤団地「にこにこサロン」では、毎月約60世帯の高齢者に、ボランティアが工夫を凝らしたお便りを届けています。受け取った人は、日常の出来事や、悩みを書いた返事を集会所のポストに投函しています。文章でやり取りすることで、以前より身近につながりを持つことができています。

同協議会の水地スエ子会長は、「サロンに参加した人の、生き生きとした姿を見ることがやりがいになっています。地域のつながりを守るために頑張っていきます」と話しました。

各校区の社会福祉協議会の活動については、区社会福祉協議会にお問い合わせください。

【問い合わせ】 
区社会福祉協議会
電話 092-832-6427
FAX 092-832-6428








 








  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン