「もったいない」をきっかけに 10月は食品ロス削減月間です


食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。令和2年度の推計によると、全国で年間約522万トンの食品ロスが発生し、そのうち247万トンが家庭から出されています。

食品ロス削減について区生活環境課の大江係長に聞きました。

大江係長写真

【家庭でできる食品ロスの削減方法は?】
家庭で食品ロスが発生する要因は、料理の作り過ぎで食べ残したり、買い過ぎで消費期限が切れ、未開封のまま捨ててしまったりすることなどです。市の調査でも未開封のまま捨てられた食品が多く確認されています。

消費期限は、弁当や総菜など劣化しやすい食品に表示されていて、安全に食べることができる期限です。賞味期限は、即席麺やレトルト食品など比較的傷みにくい食品に表示されていて、おいしく食べることができる期限で、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。違いを正しく理解し、食品を食べ切りましょう。

【使いきれない食品はどうすればいい?】
家庭で使いきれない未使用・未開封の食品は「フードドライブ」に持って行きましょう。「フードドライブ」とは、集まった食品を、福祉施設やこども食堂など食品を必要とする団体に無償で寄付する活動のことです。西部3Rステーション(西区今宿青木)などの公共施設や、地域のスーパーマーケットなどで受け付けています。

「フードドライブ」の詳細は市ホームページ(「福岡市 フードドライブ」で検索)でご確認ください。

【問い合わせ先】
区生活環境課
電話 092-833-4343
FAX 092-841-6687

【家庭でできる食品ロスの削減ポイント】
1 買い物をするときは
□買い物の前に在庫を確認
□使う分、食べ切れるだけ購入
□少量パックやバラ売りも活用

2 保存するときは
□保存方法に従って適切に保存
□期限が短いものを冷蔵庫・保管庫の手前に置く(奥にしまい込まない)

3 料理するときは
□必要な量だけ作る
□余った料理は別の料理にリメーク
□食材は無駄なく使う(野菜の皮も活用)

食事イラスト




 










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