若者の居場所や相談窓口があります


区には、若者たちに寄り添い、支えようと活動する人たちがいます。若者の居場所づくりや、悩みを抱えた若者を支援する団体、相談窓口を紹介します。

【アームレスリングで交流「腕大学」】
NPO「SFD21JAPAN」は、アームレスリングを通じた若者の居場所「腕大学」を開設しています。代表の小野本道治(このもとみちはる)さんが、特技のボディービルを生かして、西区にトレーニングジムを造ろうとした時、近所の女性から「悪さをする息子を立ち直らせてほしい」と相談されたことがきっかけでした。

アームレスリングの写真
<アームレスリングで若者の立ち直りを応援>

同団体は、困難を抱えた若者の生活習慣の改善や、就学・就労支援などの活動を平成13年から行っています。ジムで若者たちと交流したり、九州大学の学生と元・非行少年の座談会を開いたりするなど、さまざまな活動を続けています。

8月27日の夕方、SFDのメンバーは警固公園に集まり、困り事はないかと若者に声を掛け、アームレスリングを楽しんでいました。小野本さんに出会い、非行から立ち直った若者や、九州大学の学生も活動を支えます。

小野本さんは「困難を抱えた若者と本音で向き合います。兄貴のような存在でいたいと思っていますので、何でも話してください」と語りました。

<問い合わせ>
SFD21JAPAN
電話 090-1194-3235
FAX 092-807-4521

【若者の悩みに寄り添う「そだちの樹」】
平成24年に設立されたNPO「そだちの樹」は、家庭で安心して生活できないなどの困り事や生きづらさを抱える、主に10代から20代の若者を支援する団体です。

団体の写真
<自由に過ごせる「居場所」です>

常駐する5人のスタッフが、まずは電話やメールで悩みを抱えた若者の話をじっくりと聞き、関係機関と連携しながら解決に向けた支援を行っています。
 
また、若者の集まる警固公園などに出向き、「誰かと話したい人や悩みがある人は、LINE(ライン)相談窓口に連絡を」と書いたカードを渡し、LINEで話を聞いたり、自由に過ごせる居場所を提供したりしています。

スタッフの吉岡みのりさんは、「悩んでいる事や不安な事など、電話やメールで気軽に相談してください」と話していました。

<問い合わせ>
そだちの樹(大名二丁目)
電話 092-791-1673
FAX 092-791-1674

【「あいくる」に中高生の居場所】
中央児童会館「あいくる」では、中高生が自由に過ごせる居場所「中高生タイム」を毎週水曜日に行っています。
友達とおしゃべりをしたり、先生とゲームをしたりして過ごせます。ダンスやバンドの練習ができるスタジオもあります。

<問い合わせ>
中央児童会館(今泉一丁目)
電話 092-741-3551
FAX 092-741-3541








 








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