地域福祉と子育ての相談役
民生委員・児童委員の活動



5月12日から18日は民生委員・児童委員活動の強化週間です。身近な相談役としての活動を紹介します。

【民生委員・児童委員】
民生委員・児童委員は、100年以上にわたり人々の生活を支える、厚生労働大臣の委嘱を受けたボランティアです。

区内には現在、265人の民生委員・児童委員が在籍し、うち19人は子育てに関する事項を主に担当する主任児童委員としても活動しています。

こんな活動をしています

・住民の見守りや相談役
高齢者や障がいのある人などに声掛けや安否確認を行うほか、日常生活のさまざまな心配事の相談に応じています。

・情報提供と関係機関へのつなぎ役
住民が必要な福祉サービスを受けることができるよう情報を提供したり、必要に応じて行政や専門機関への橋渡し役を担ったりしています。

・高齢者の交流支援
平尾校区の薬院公園で4月18日、「さわやかラジオ体操」が実施され、約90人が参加しました。高齢者などの健康づくりや交流の場として、同校区社会福祉協議会が主催する事業に民生委員・児童委員も協力しています。
この日参加した民生委員・児童委員の尾上加代子さん(73)は、「誰でも気軽に参加できる催しです。地域とのつながりを深めてもらえるように、毎月体操を続けていきたい」と話していました。


ラジオ体操写真


・子どもの見守り
福浜校区では、月初めの1週間、民生委員・児童委員や保護者らが小学校の校門に立ち、児童の登校を見守っています。
4月14日、見守りに参加した民生委員・児童委員の松本照子さん(69歳)は、「長く見守りを続けていると、子どもたちの成長を感じることができ、私たちの喜びややりがいとなっています」と目を細めていました。
安心してご相談ください。


子どもの見守り写真



民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容が他人に伝わることはありません。本人からの相談のほか、家族や周囲の人からの相談にも応じています。お気軽にご相談ください。

【問い合わせ】
区地域保健福祉課
電話 092-718-1109
FAX 092-734-1690


【一緒に活動しませんか】

南当仁校区 黒瀬茂美さん(72歳)の話

黒瀬さん写真


民生委員・児童委員になって16年目です。地域の皆さんが安心して相談できるよう笑顔で接し、話をじっくり聞くよう心掛けています。自分の意見を押し付けるのではなく、解決の道しるべとなるよう寄り添います。

仲間同士で助け合いながら活動するので、初めてでも心配はいりません。一人一人ができる範囲で、無理のない活動をしてもらえれば良いと思います。「相談して良かった」と喜んでもらえると、やりがいを感じます。一緒に活動しませんか。










 




 


















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