4月1日から成年年齢が変わります!

民法改正により、2022年4月1日に成年年齢が18歳に引き下げられます。成年になると、親の同意を得なくてもクレジットカードや車、アパートなどの契約ができるようになります。同時に、未成年者が親の同意を得ずに契約した場合に、契約を取り消すことができる「未成年者取消権」を失い、契約による責任が生じます。社会経験が乏しく、未成年者取消権の保護がなくなったばかりの新成年者をターゲットとする悪質な業者もいるので、注意が必要です。

<若者に多い相談事例>
▽副業関連=簡単に報酬が得られるという副業サイトに登録後、報酬を受け取るための手続き料金を支払ったが、最終的に報酬を得ることはできなかった。
▽マルチ商法=「商品を安く買えて、人を紹介するだけで収入になる」と言われ、登録料や商品の代金を支払ったが、友達を誘ってみても入会してもらえず収入にならない。

<トラブルに遭わないために>
▽その場で決めず、本当に必要な商品かよく考え、内容を確認・理解してから契約する。 
▽クレジット契約やローン契約を安易に勧める事業者には特に注意。
▽SNSで知り合った人を安易に信用しない。お金に関する話が出てきたら要注意。 
▽簡単にもうかる話はありません。「絶対にもうかる」などの勧誘は無視しましょう。

【問い合わせ】 消費生活センター 電話 092-781-0999




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