地域包括ケア 第3回 いきいき通信
住み慣れた場所で自分らしく暮らすために
~認知症の人にもやさしいデザイン~

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2025年には、高齢者の約5人に1人は認知症の症状が出るといわれています。

認知症になっても生活しやすい環境を作ることが、本人の自立や家族のサポートにつながります。

市が作成した「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」市ホームページ(「福岡市 認知症 手引き」で検索)では、自宅でも取り組める事例を交え、自宅や施設をより過ごしやすい環境に整えるための30のポイントを、写真とイラスト付きで紹介しています。
情報プラザ(市役所1階)、政府刊物販販売所(同地下1階)で販売。220円
例えば、

▽食べ物と食器の色を対比させ、食べ物がはっきりと認識できるようにすると、食欲の増進につながる
食器と食べ物の色の組み合わせの工夫の例の写真

▽水槽や植物などを置くと空間に彩りが生まれ、関心や興味がかき立てられる
居住空間に彩りをとり入れた工夫の例の写真
―などです。


認知症の人が生活していく上で、周囲の理解や協力、少しの手助けがあれば、自分らしい生活の実現につながります。

認知症になっても住み慣れた場所で安心して暮らせるよう、居住環境を工夫してみませんか。


【問い合わせ】
市認知症支援課
電話 092-711-4891
FAX 092-733-5587

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