魅力発見
第27回そうなんだ西区


皆さん、姪浜がかつて炭鉱町だったことをご存じですか。

大正3(1914)年、姪浜鉱業が姪浜で石炭の採掘を開始しました。

海に近い好立地で、石炭の質も良かったため、石炭産業は間もなく姪浜の基幹産業になりました。
医療、建設の需要予約が生まれ、早良炭鉱付属診療所(現・早良病院)や鉱員向けの住宅も建ち並びました。

大正14年には北九州鉄道(現・JR九州筑肥線)の「姪ノ浜駅」も開業。
姪浜への流入人口も増え、石炭産業は当時の姪浜の繁栄に貢献しました。

小戸公園には、採掘に伴う捨て石の集積場であるボタ山がありました。
公園に面する海岸では、今でも石炭が発火してできたオレンジ色の「シャモット」と石炭のかけらを見ることができます。


【問い合わせ先】
区企画振興課
電話 092-895-7007
FAX 092-885-0467

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