各校区では、コロナ禍でも地域活動が停滞しないよう、さまざまな工夫が行われています。
堤丘校区の取り組みを紹介します。
参加者との交流を続けるために
同校区の「堤団地にこにこサロン」では、これまで高齢の参加者とボランティアが月1回集会所に集まり、孤立防止や健康づくりなどを目的とした交流が行われてきました。
新型コロナウイルスの影響で活動が休止になったのをきっかけに、会えなくても何か交流することができないかをボランティアが話し合い、集会所のポストを活用した参加者との手紙のやりとりが月1回のペースで始まりました。
まごころ込めた手紙を届けます
配布する手紙は、ボランティアが毎月手作りしています。
手紙には、楽しいクイズや健康づくりの情報、近所の花の便り、参加者に日々の健康状態や近況を書いてもらうための用紙などが同封されています。
手紙で「離れていてもつながる」
参加者は、近況報告やクイズの答えを書いて、集会所のポストに投函します。
近況報告には、最近散歩をしたことや、読書をしたことなどの日常の様子、体調のこと、ボランティアへの感謝の言葉などがつづられています。
同サロンの高野きくえ代表は
「今まで以上に参加者の様子が分かるようになりました。皆さんからの感謝の言葉を糧に活動しています」
と話しました。
同校区自治協議会の石橋雄一会長は
「以前よりも参加者とのつながりが深まったと感じています。高齢者などが孤立しないように活動を続けていきます」
と話しました。
【問い合わせ】
区企画共創課
電話 092-833-4053
FAX 092-844-1204