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更新日: 2023年12月7日

暮らしのヒント

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(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)


会員制スポーツジムの解約(令和5年12月7日掲載)

事例

「スポーツジムの体験コースを受講。体験当日に入会すれば特典で会費が安くなると事業者に強引に契約を勧められ、その場の雰囲気で断りきれず会員制のコース契約をした。帰宅後考え直し、解約したいと連絡したところ、高額な違約金を請求された」


解説

  24時間営業やセルフ型のスポーツジムが増え、気軽に利用できると人気を集めている半面、解約に伴うトラブルの相談が増えています。契約時には料金や施設の利用方法、休会、退会手続き、解約時の料金精算などの詳細について、あらかじめ定められた規約に基づき説明が行われることが一般的です。相談事例のようにキャンペーンなどの特典で契約した場合、一定期間は解約できない、解約違約金がかかるなどの条件が設けられていることがあります。後になってトラブルにならないよう契約時に内容をしっかりと確認し、わからないところは事業者側に説明を求めましょう。
  スポーツジム店舗での契約は、通常クーリング・オフ制度の適用はありません。契約をせかされても、雰囲気に流されてはいけません。特典に惑わされず、自分に合っているか、継続して通うことができるかなど冷静に判断しましょう。



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