消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
高齢社会の進展、カルシウムの摂取不足、運動不足などを背景として、骨折による寝たきりの原因の一つである骨粗しょう症が大きな問題になっています。
骨粗しょう症は特に閉経期以降の女性に発生しやすい病気です。骨量は20歳代をピークに年々減少していくため、若いときから食事や運動に注意することが必要です。
【骨を強くする食生活】
骨は常に生まれ変わっています。骨が生まれ変わる時に、骨を作る栄養素が不足していると、骨がスカスカになり、骨折しやすくなってしまいます。
骨を作る栄養素の中で最も重要なのはカルシウムですが、日本人は一般的に不足しがちです。骨粗しょう症予防には、1日に700~800ミリグラムのカルシウムを取ることが推奨されています。また、骨を強くするにはカルシウムだけでなく、たんぱく質やビタミンD、ビタミンKなどを、毎日の食事で組み合わせて取ることが大切です。
【骨粗しょう症検査】
骨密度の低下の早期発見、早期対策のため、年に1度、骨粗しょう症検査を受けましょう。検査は各区保健福祉センターおよび健康づくりサポートセンターでも実施しています(要予約)。
(この記事についてのお問い合わせは、福岡市保健医療局健康増進課 電話番号:092-711-4374)
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