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更新日: 2023年6月8日

暮らしのヒント

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補聴器トラブルを防ごう(令和5年6月8日掲載)

事例

「耳が遠くなったので、2カ月前に補聴器を購入した。ニュースは聞き取れるが、複数人との会話が聞き取れない。購入した店舗で何度も調整しているが、ちょうどよくはならず、困っている。」


解説

 加齢により耳が聞こえにくくなると、聞き間違いが増え、雑音の多い場所では言葉が聞き取りづらくなります。聞こえにくくなったと感じたら、補聴器相談医がいる耳鼻咽喉科を受診して、補聴器が必要かどうか相談しましょう。
 また、補聴器は耳の状態、聴力に合わせた細かい調整が必要です。難聴の人の脳は音の刺激が少ない状態に慣れているため、徐々に音量を上げていく脳のトレーニングを行う必要があり、常に補聴器をつけ続けることが最低でも3カ月程度は必要とされています。購入前に補聴器を貸し出すサービスを利用するなどして、事前に使い心地を確認しましょう。医師や販売員への相談時には、家族など周りのサポートがあると安心です。
 なお、補聴器と似た形状の集音器は、すべての音を一律に大きくするものですが、補聴器は使う人に合わせて調整をします。目的に合っているか十分確認した上で、購入するようにしましょう。





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