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更新日: 2023年5月18日

暮らしのヒント

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(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)


オンラインサロンの注意点(令和5年5月18日掲載)

事例

「SNSで知り合った人から『すぐにもうかるノウハウを学べるオンラインサロンがある』と勧められて入会。会員登録料36万円を一括で支払ったが、全くもうからないので解約して返金してほしい」


解説

  オンラインサロンとは、共通の趣味や特定の目的を持つ者が交流できるインターネット上の会員制コミュニティーで、利用者が増えています。入会後に事前の説明と違ったというトラブルが発生した場合は、運営者と解約や返金などについて交渉することになりますが、連絡先がSNSのアカウントだけの場合、アカウントをブロックされてしまうと、全く連絡が取れなくなる恐れがあります。また、会員登録をしなければ、運営者の情報や契約内容を確認できないオンラインサロンもあり、登録後に相手方から高額な契約を勧められ、契約に至ることも少なくありません。
  オンラインサロンを利用する際には、事前に運営者の情報や、入会費や月会費などを含む契約内容、解約や返金に関する契約条件などをしっかり確認し、確認できない場合は安易に契約しないようにしましょう。また、運営者とのやり取りの記録は、トラブルになった場合の返金を求める根拠となりますので、保存しておきましょう。





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