福岡市では、みんながやさしい、みんなにやさしい「ユニバーサル都市・福岡」のまちづくりを進めています。「人権が真に尊重され、差別のない住みよい福岡市」の実現をめざした福岡市人権尊重週間行事を実施いたしました。
各区において「福岡市人権を尊重する市民の集い」を開催し、全国的に活動されている講師をお招きして「講演会」を実施いたしました。
また、併せて、東区・中央区・南区・城南区・早良区の講演につきましては、期間限定の録画配信も行いました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
◆プロフィール
1953年ハンガリーでユダヤ人として生まれる。祖父母はアウシュヴィッツ収容所で殺され、自身も差別を受けた経験がある。1971年国際数学オリンピック金メダル受賞。1977年博士号取得。1979年フランスに亡命。1988年から日本在住。ハンガリー学士院メンバー。算数オリンピック大会会長。日本ジャグリング協会名誉顧問。語学にも長けており12ヶ国語を操る。その才能を活かし110か国以上を訪問している。現在は人生を楽しくするコツ等をより多くの日本人に伝えたいと、講演活動に力を入れている。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・複雑な自分の生い立ちから色々な国で経験を積まれ、自分の大学生と大学院生の子どもたちの話まで興味深い話が沢山聞けました。ありがとうございます。(50歳代)
・外国の人ということを先に考えるのではなく、1人の人として接すること。人の出会い、それも今すぐ目の前の出会いを大切にすることが一番だと良くわかりました。(60歳代)
◆プロフィール
1971年、福岡県生まれ。京都精華大学マンガ学部教授で専門は思想史・マンガ研究。「マンガを読む」ことが日常生活に定着するまでの歴史と、そのことが人間の思考や価値観にもたらす影響について研究中。2001年の日本マンガ学会設立や2006年の京都国際マンガミュージアム開館など、マンガ研究の環境整備と社会還元を推進してきた。主な著作に、『「はだしのゲン」がいた風景―マンガ・戦争・記憶』(編著、2006年)、『差別と向き合うマンガたち』(共著、2007年)など。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・身近なマンガを用いて分かりやすく、聞きながら考えさせられる事が多かったです。知らず知らずのうちに身に付いている考えとはおそろしいなと。差別をなくすではなく、気付く事の大切さを知ったのは大きかったなと思いました。世界、世代の見え方の違いをたくさん知っていきたいと思います。よい講演でした。(50歳代)
・マンガは大好きですが、ヒロイン、ヒーローが美男美女ばかりなのはどうなんだろう?と常々思っていましたので、先生のお話がとても腑に落ちました。ステレオタイプだからこそ読み手に伝わる表現になり、ステレオタイプを偏見や差別につなげないことが重要なのだと感じました。また、人種の概念がどうつくられたかなども大変勉強になりました。(50歳代)
◆プロフィール
1987年大阪府和泉市で先天性四肢障がい児として生まれ、両足に義足を履いて生活している。幼い頃は義足を履いている自分をスーパーマンだと思い、前向きに過ごしていたが、心ない言葉などにより少しずつ人との違いを隠すようになった。そんな中、ある出来事があり、障がいを受容することができた。また、シッティングバレーボール選手として東京パラリンピックで日本代表選手として出場。自身のYouTubeチャンネルで、障がいがあってもなんでもチャレンジする姿を発信している。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・オンラインで小学生の子どもと拝聴しました。子どもの方がすんなり当たり前に聞いていました。親の方が大変そうだとか余計な先入観を持っていたことに気づかされました。(40歳代)
・ユーモアを交えながら、実体験の様々なエピソードをお話しいただき、時折、涙しながら楽しく学ぶことができました。子どもの頃からたくさんの友だちに支えられたのも、嵯峨根さんの人間性の賜物だろうと思います。オリンピックに出るまでの苦労の話かと思いましたが、子どもの頃からの「障がい」の受け止め方の話だったので、すべての人の生き方にもつながる、良い話でした。ありがとうございました。(50歳代)
◆プロフィール
大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了。博士(文学)。尚絅学院大学総合人間科学部現代社会学科講師、准教授、教授を経て、現在、関西大学社会学部教授。専門は、差別と共生の社会学。現代の部落問題を中心に、マイノリティ(少数派)であるがゆえにマジョリティ(多数派)から見過ごされがちな差別・排除、さらには災害などの社会問題について研究。著書に、『部落問題と向きあう若者たち2』(解放出版社)ほか多数。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・自分の大学時代の友人が部落出身だと教えてくれたことがきっかけで、今日の講演に関心を持った。今も部落差別があるのか、あるとしたらどういうものかが知りたくて講演を聞きに来た。ネット上の質問に対するベストアンサーを見て、大きなショックを受けた。小学生の頃に部落についての授業があったが、今ではもう昔のことで、今では差別などなくなっていると思っていたが、そんな自分の甘さや考えの浅さに呆れ、がっかりしてしまった。 今日は来て本当に良かった。これから意識的に部落の問題に触れる機会を作っていこうと思う。(30歳代)
・差別が生まれるのは、人権意識がとても低いということ。学校教育、家庭教育でしっかり人権教育を充実させないといけない。インターネットにだまされないようにしようと思いました。不安が差別を生むということ、納得出来ました。無知も差別を生みますね。(70歳代)
◆プロフィール
平成3年から宮崎県内の中学校教諭として勤務。平成16年に立花高等学校教頭募集に応募し採用。平成19年より校長に就任。平成22年には理事長も兼任され平成28年からは校長を専任。立花高等学校は不登校生徒自立支援の教育方針のもと、「心の癒し」に重点を置いた教育実践が大きく注目され現在、心のよりどころを求める子どもや親たちから支持されている。「いいんだよ」の共感的理解の大切さを精力的に全国各地で講演を行っている。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・とても気付き・学びにつながった話だった。日々子どもと関わっていると、つい将来を見据えて考えてしまうが、子どもたちにとっては今がどうか今楽しく生きているかの方が大切なんだと思った。未来を生きる力のためにも今を大切にしていきたい。(20歳代)
・当たり前にしばられがちですが、日々の中で感謝すること、がんばっていることに目を向けることの大切さを思い出しました。時を戻すことはできませんが、娘たち、孫たちそして夫に対しての見方や言葉かけを見直してみようと思った次第です…。ありがとうございました。(60歳代)
◆プロフィール
1998年慶応義塾大学卒業後、テレビ局報道記者として勤務。いじめ自殺問題を取材し、日本民間放送連盟賞最優秀賞などを受賞。退職後、メディア・リテラシー先進国カナダで研究。帰国後は「尊厳を重んじあう社会」の実現へ向け、ネットやSNSと賢く付き合うノウハウを伝授。豊富な取材経験に基づく、青少年心理の分析に定評。社会人大学院客員教授、内閣府・東京都の有識者委員を歴任。著書に『オトナのメディア・リテラシー』、『大人が知らない ネットいじめの真実』ほか多数。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・渡辺真由子さんの講話を聞かせていただいて、子ども達のいじめの深刻な部分、そして、メディアがいじめにもたらす影響について考えさせられました。ふだん子どもと関わる場面が多いので、渡辺さんがおっしゃったように、子ども達に「あなたはありのままでいい。」ということを伝えていきたいと思います。ありがとうございました。(20歳代)
・SNSでのいじめ、心が痛む結末を耳にし、止めることができなかったのか、周りは気づかなかったのか、考えさせられます。加害者の心理など勉強になりました。痛ましい事件がなくなるよう、学校、地域、家庭、多くの方に正しい情報を学ばなければいけないと思いました。本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございました。(50歳代)
◆プロフィール
家族・教育問題、青少年のインターネット利用、児童虐待などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに多数の話題作を発表している。スマホやネットがもたらす数々の社会現象を追い、利便性の背後にある新たな問題を提起した『スマホ廃人』(文春新書)は、2024年に第55回大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補に選出された。出版のみならず、専門家コメンテーターとしてのテレビ出演、全国各地での講演会など幅広く活動する。
◆感想(来場者アンケートより抜粋)
・まさにスマホ世代の子どもを持つ親世代。子どものスマホ使用時間も気になっていて、いかにスマホを切り離せるか子どもとスマホの問題だと思っていたけれど、まずは親が先に勉強する、考えることが、いかに大切かを実感しました。社会との関わりで子どもは変わる。地域の方々には、とても手厚く子どもたちを見守っていただいたりサポートしていただいていることを感じています。子どもたちも地域の方々にとって必要とされている存在なんだと、もっと実感できればさらにより良い地域になっていくのかなと感じました。そのために私ができることは何かあるかな?をまず考えて行動したいと思いました。(40歳代)
・石川さんの臨場感あふれる講演がとても心に染みました。胸にぐっとくる感じの話から、笑える話まで、すごく楽しかったです。私も子ども3人いて、失敗もたくさんあります。これからは、私自身の話を面倒くさがらずに話して聞かせようと思いました。私がスマホにはまっている気がして、石川さんにちゃんと叱ってもらった気がします。とっても良かったです。知識も豊富でさすがの講演でした。(50歳代)
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