【西区】文永の役から750年 「元寇シンポジウム」を開催

 地域の歴史を次世代につなげていこうと、11月30日(土曜日)に元寇(げんこう)シンポジウムが開催されます。この機会に地域の歴史を学んでみませんか。
元寇シンボルマーク
●元寇750年シンポジウム 蒙古襲来とその遺産―歴史、文化、そして未来
 専門家による基調講演やパネルディスカッションを通じて、蒙古(もうこ)襲来の歴史的背景や文化的影響、そして現代への影響を探り、元寇への理解を深めます。

【プログラム】
 ◇基調講演「蒙古襲来750年」
 九州大学名誉教授 服部英雄氏による講演。

 ◇パネルディスカッション
たかぎ七彦イラスト
 漫画「アンゴルモア 元寇合戦記」著者のたかぎ七彦氏をはじめとする5人のパネリストが座談会形式で意見交換をします。

 ◇コンサート
 馬頭琴等の楽器によるモンゴル民族音楽の演奏です。

【日時】
11月30日(土曜日)午後1時から5時

【場所】
さいとぴあ多目的ホール(西都二丁目)

【定員】
抽選で500人 

【料金】
無料 

【申し込み】
区ホームページ(「西区元寇シンポジウム」で検索)またはメール( shinko.event24@city.fukuoka.lg.jp )にイベント名、住所、氏名(ふりがな)、参加希望人数、電話番号、事前質問(任意)を書いて、11月8日(金曜日)必着で西区企画振興課へ。当選者のみ11月15日(金曜日)までに郵送にて通知。

【問い合わせ】
西区企画振興課
電話 092-895-7006 
FAX 092-885-0467

●地域の取り組みの集大成
 このシンポジウムは、元寇750年記念事業実行委員会の主催です。この委員会は、蒙古襲来に関する史跡が多く点在する、西区西部地域で地域が主体となって発足されました。元寇防塁をはじめとする遺跡など、地域の歴史や文化、自然を改めて「知り」、「守り」、「活用する」ことで、地域活性化を図っています。
 元寇750年記念事業実行委員会はこれまで地域の歴史を身近に感じてもらおうと、公民館で歴史講座を開催するなど、さまざまな活動を行ってきました。その集大成として、関係機関や県外の自治体と連携し、今回のシンポジウム開催が実現しました。

元寇防塁とは
 鎌倉時代中期の1274(文永11)年と1281(弘安4)年に、アジアからヨーロッパにかけて大帝国を築いていたモンゴル帝国・元(げん)が日本に来襲したことをいいます。主な戦場は当時の対馬、壱岐、博多で、鎌倉幕府軍は、元軍の集団戦法や鉄砲など、見たことのない新兵器に苦戦したとされます。
 西区には、元寇防塁や蒙古山など、蒙古襲来に関連する史跡が数多く残っています。これを機にぜひ訪れてみませんか。
生の松原地区元寇防塁写真









 










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